一旦できた肺の影は薄くなりつつも完全に消えるには時間がかかる

今朝は一旦4時にトイレ起きをしましたが、さすがに暗くて、ベッドに戻ってゴロンと横になりました。

寝入って、会社時代の部下の出てくる奇妙な夢をみて、ふっと目が覚めると珍しく寝す越し、枕元の時計は7時になっていました。

慌ててごみをぶら下げ、外へ出て集積場の網をみると、まだ私が1番でした。

戻ってくるとき、後ろから甲高い音が聞こえ、振り向くと、道の反対側を女性が歩いていました。

会社勤めか、ブラウスにタイトスカートで、少しお腹を突き出して坂を下っていきました。

今日の名古屋は、晴れ、最低27度、最高36度、風速1.39m/s、湿度57%、雲一つない真っ青な空にギラギラ太陽が照る暑い一日です。

再びベッドに入り、妻の声で目が覚め、今日は、去年肺がん検診で引っかかったために受けたCTの3回目の経過観察結果を病院へ聞きに行く日でした。

いつもより、少し早く血圧を計り、朝食のトーストとシリアルを摂って、早々に出てきました。

バスは混んでいて、座れたのは終点である駅の一つ手前でした。

電車の中は相変わらず、コロナ禍を物ともせず、若者が多いように思えます。

目的地の駅に着いて、運が良ければ、病院までの無料送迎車に間に合うと思い、少し走りました。

地上に出て、駅前のロータリーに目をやると、見慣れた丸っこいトヨタパッソが停車していました。

運転席に駆け寄ると、無事乗せてもらえ、車はすぐに私一人を乗せて発車しました。

運転手は発車直前まで、ナビの画面で、オリンピックのスケートボード競技を観ていたようでした。

病院へ、予約ぎりぎりの時間にセーフです。

今日はCTの結果を聞くだけなので、気が楽なのですが、検査の場合は結果に影響しないともかぎらないので、もう少し早く家を出たほうが良さそうです。

受付を通してしばらくすると、名前を呼ばれ、診察室へ入っていきました。

今日は若い男性医師で、毎回対応する医師が変わるようです。

28インチぐらいのモニターに、自分の体が輪切りされた映像が映し出されるというのは妙な気分です。

医師は肺の影を指さし、前回よりもさらに薄くなっているので、肺炎の跡であるとの説明でした。

しかし、完全に消えているわけではなく、来年1年後に経過を見た方が安全というのでそれに従うことにし、来年のCT検査の予約をとってもらいました。

一旦肺にできた影は、完全に消え去るのはかなり時間がかかりそうです。

CTより前のタイミングで、レントゲン写真も撮っておいた方が、それぞれの結果を対比できるので、将来他の疾患が出た場合も安心とのことで、来年名古屋市のワンコイン肺がん検診を受けることにします。

ワンコイン肺がん検診は、来年名古屋市から受診案内が来てから早々に予約を取ることにします。

私の場合は、とうとう70歳を超えてしまったので、来年はがん検診が無料になります。

それにしても、タバコをのまず、周囲にもそのような人がいないにもかかわらず、突然肺炎の影がレントゲンに映りこむというのはよく分りません。

医師の説明では、自覚症状もなく、小さな肺炎の影ができることはよくあることだとのことですが、原因が不明です。

身に覚えがあるとしたら、誤嚥性肺炎の可能性ぐらいですが、レントゲンやCTの映像ぐらいでは、よほどひどくない限り、原因は分からないようです。

せいぜい誤嚥をしないよう、舌回し運動をして、舌を鍛えるしかないようです。

医師にお礼を言って、診察室から出て、受診票を持って会計に行くと、今日は受信料が390円でした。

CTの検査を受けた時に、4千円以上を支払っているので、3割負担としても、年金生活者としては負担になる検査ですが、健康に変えることはできません。

医療というのはお金がかかるものです。

会計を済ませて、妻にメールをskypeで送り、家路に着きました。

幸い、帰りも無料送迎車の時間に間に合って、私一人を乗せて駅まで走ってくれました。