コロナウィルス感染の第2波

朝から少し雨が降っていたようですが、今は空は一面、雲で覆われています。

予報では、激しい雷雨、最低24度、最高28℃、風速 1.11 m/s、湿度 79%、まだ雷は鳴っていませんが、明日、明後日と雨が降るようです。

世間は連休中ですが、コロナウイルス第2波到来で、不要不急の外出を控えるよう、注意が喚起されています。

この数日コロナウィルス感染者が、過去最多を記録しています。

名古屋市も昨日38人、その前日は最多の62人でした。

東京は260人、日本国内全体で927人となり千人に迫る勢いです。

海外では、米国が79,714人と桁違いの感染者数が未だに出ています。

ヨーロッパではスペイン+2,255人、イタリア+252人、イギリス+767人、フランス+1,130人、ドイツ+818人と斑模様ですが、日本が随分と増えてしまった感はあります。

オーストラリアが、日本と同じように、第2波の様相ですが、それでも+289人ですから、まだ日本よりはかなり少ないです。

そろそろワクチンの完成が近いというニュースがちらほら見られます。

開発が先行しているのは、英オックスフォード大と英アストラゼネカのアデノウイルスベクターワクチン「ChAdOx1-S/AZD1222」と、米モデルナのmRNAワクチン「mRNA-1237」です。

英アストラゼネカのChAdOx1-S/AZD1222はP3試験に入っており、米モデルナのmRNA-1237も7月27日からP3試験に入ります。

独ビオンテックと米ファーザーは共同開発している4種類のmRNAワクチンのうちの1つ「BNT162b1」のP1/2試験で良好な結果が得られたと発表。7月中にも大規模なP2b/3試験を始めます。

米イノビオもDNAワクチン「INO-4800」のP1試験で好結果を得ており、今夏にP2/3試験を始める予定。

中国のシノバックが開発する不活化ワクチンも7月にP3試験を始めます。

国内では、大阪大とアンジェスが共同開発するDNAワクチン「AG0301-COVID19」が、6月30日にP1/2試験を開始しました。

対象は20~65歳の健康成人で、目標症例数は30例(低用量群15例、高用量群15例)。

アジュバントを含む同ワクチンを2週間間隔で2回、筋肉内注射し、安全性と免疫原性を評価します。

日本政府は、オックスフォード大とアストラゼネカが開発しているワクチンの日本への供給に向け、同社と具体的な協議を進めることで合意。

第一三共、MeijiSeikaファルマ、KMバイオロジクスの3社と協力し、海外から供給される原液を国内で製剤化する方向で検討が進められています。

オックスフォード大学が医学誌に発表した論文によりますと、初期の臨床試験の結果、抗体とウイルスに感染した細胞を攻撃する「T細胞」の生成を確認したということです。

現在、最終的な臨床試験が行われていて、早ければ9月にも実用化が始まります。

共同で開発している製薬大手「アストラゼネカ」は記者会見で、日本への供給は1億回分になる見込みだと明らかにしました。

 アストラゼネカ、ソリオ最高経営責任者は「日本での治験の結果を待つ必要があるなら当然、供給は遅れることになります」日本への供給時期は、日本政府が緊急措置を取るかどうかにかかっていると強調しました。

一刻も早いワクチンの供給が急がれます。