高齢の義父がキャリーカートを欲しいというので探すことにしました

今日は、妻の実家へ米やアクウェリアス等の少し重い食料品を運ぶため、午後から車で出ました。

しばらく走ると、車の中はやはり暑く感じられるので、エアコンを入れました。

窓を閉め、ゆっくり走っていくと、油漏れはあっても、古いとはいえマークⅡは静かなものです。

多分軽自動車やカローラではこうはいかないかもしれません。

しかし時々、道路の凸凹を拾って走るとき、車の足回りがおかしくなったのではないかと思わるるほど、振動が伝わることがあります。

走っていくうちに、異常とおもわれるほどの振動があったり無かったりの繰り返しです。

路面に敏感に反応するというのは、結局足回りがかなりへたっているということかもしれません。

足回りのブッシュ類の交換もかつてディラーに勧められた項目の一つでありましたが、6万円の見積もりを見てペンディングとして、現在に至っています。

車を吟味しながら走っていると、すぐ目の前を走っている車が、ニッサン・マーチからベンツのSシリーズに変わって、ゆったりと走っている姿は羨ましい限りです。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低22度、最高26度、風速0.83m/s 、湿度75%、湿度が高く少しじめっとした天気でしたが、エアコンの効いた車の中は快適そのものです。

実家へ着いてから、また妻が、93歳の父親と90歳の母親にコロナ接種について、大きな声で説明していました。

2人にとっては、こうして私たちが訪ねてくることが、いくばくかの刺激になっているのかもしれません。

義母は足が悪くなってしまったので、あまり外へ出ることが少なくなってしまいましたが、義父は1週間に3日間、歩いて十数分かかる近くのアピタへ買い物に出るそうです。

アピタの本屋さんへ寄るのが楽しみなようで、これはイオンの本屋さんへ寄るのを楽しみにしている私にもよく分かります。

義父は、93歳の高齢なので、家族が反対して自転車には乗らないようにしています。

運動のつもりで歩いてアピタへ行くようにしていますが、さすがに93歳ともなると、リュックに担いで、買った物を持ち帰るのは体にこたえるようです。

先日妻の妹が義父と一緒にアピタへ買い物に付き合ったときに、彼女が使っていたキャリーカートを見て、あれがとても楽そうだということで、義父のリクエストとなりました。

男性しかも高齢者でキャリーカートを使っているのはあまり見たことはありませんが、女性の高齢者の場合、もたれて歩行器がわりによく使っているのを見かけます。

しかし義父はメンズ用のもので、買い物を入れるバッグは黒っぽいのが良いと言います。

歳をとっても拘りを持っている義父を微笑ましく感じ、傍で話を聞いていましたが、義母の意見に時々激高する気の短さは私の妻などと良く似ています。

義父義母の住むマンションは3階で、キャリーカートをアピタからマンション1階まで転がしてくるのは楽になるとしても、エレベータが無いので、階段を引き上げるのは、93歳の義父にとってはほとんど無理ではないかと、義母が心配するのも尤もです。

運ぶ物はなるべく少量で軽くしないと、キャリーカートはすぐに無用の長物になってしまいます。

我が家へ帰ってきて、妻に頼まれて私もネットで探しましたが、リュックにもなるカート用のバッグで一番小さい物でも高さ40㎝、幅29㎝、厚さ16㎝で、けっこう大きいのではないかと思われました。

もっと小さい物はないのかと捜しましたが、中々見つかりませんでした。

妻にはもう少し探してみようということで、今日のところは切り上げました。

そんなことをしているうちに、夜も7時を回ってしまったので、軽く夕食を済ませました。

食器洗いを済ませた後、散歩に出て近くのイオンへ行ったついでに、トマトと牛乳と明日の3時のおやつに草団子を買って帰ってきました。

何のことは無い、私は義父と同じ生活を送っているのでした。

私が義父の歳になったら、同じようにカートを欲しがるようになるのかもしれません。