今日は2月15日月曜日、2月も半ばを過ぎました。
2月は28日しかないので、余すところ13日です。
朝から雨が降っていましたが妙に暖かい一日です。
名古屋の天気予報は、晴れ所により曇り、最低6度、最高16度、風速1.39m/s、湿度74%、雨は午後から上がり、雲間に濃い青空が見えて、もう春そのものの天気です。
今日はブランチ後に銀行を1つ、午後から2つ行くことになり、ついでに休館の図書館へ返却遅れの本をポスト投入することになったので、珍しく忙しい一日でした。
図書館を出て、石垣の緑のコケを眺めながら隣の駅まで歩きました。
路に沿っている公園の中を覗くと、竹林がうっそうとして、さぞや美味しいタケノコが沢山取れるのではないかと、心地よい風に吹かれながら歩きました。
午前中の小雨がやんで、雲の切れ間の青空を仰げば、春が近いことを予感させます。
人は歩くことによって色々と考え、また感じます。
逆にいうと、ヒトは考え、感じるためには歩かなければならない。
動き回ることによって、色々な刺激を受けることになります。
昨夜観たショートムービー「ミスター・ウブロ」を思い出しました。
アニメですが、登場するキャラクターは皆奇妙なロボットのような姿をしており、日常がヒトの住む世界とは似ているようで全く違うという不思議な世界が描かれています。
空中を移動していく通勤用のモノレールなど未来的なのに、なぜかレトロな雰囲気なのは、ミスター・ウブロの住む部屋の時計や扉の鍵の古色然とした絵ずくりのためだったかもしれません。
ストーリーは、発明家ミスター・ウブロがある日、路に捨てられた、仔犬型ペットロボットを拾って一緒に住み始めたことから、それまでの日常が一変してしまい、それとともに彼自身の内面も変わっていきます。
ミスター・ウブロ自身もおでこにカウンターが付いていて、感情の動きとともにカチャカチャ回るのですが、拾ってきた仔犬型ロボットがエサも食べれば成長もするという、何とも矛盾だらけのお話です。
しかし、これは動物アニメと同じ童話なのだと思えば、すんなり納得してしまいます。
小さな仔犬のガチャガチャ感のある動きも、妙に魅かれるところがあります。
拾ってきたときには小さかった仔犬型ロボットも、オイルと鉄くずのエサを食べ、次第に巨大化してミスター・ウブロが見上げるほどの怪獣になってしまいます。
それでも、ミスター・ウブロになつき、甘えて、寄り添う姿はまさに可愛いペットそのものです。
ミスター・ウブロは、彼を押しつぶすほどに巨大化した犬型ペットロボットと一緒に住むため、まるで工場のように大きな建物を買って引っ越しすという落ちがついていました。