今年に入って早6日目となりました。
朝方7時に目覚め、まだ明けきらない朝の路へゴミ袋を下げて外へ出ると、後ろから子供の声がしました。
振り返ると、父親と一緒に子供が通り過ぎていきました。
戻ってきてまた布団に入ると妙な夢をみました。
山道をゆっくりジョギングしていると、後ろからは子供の声が聞こえ、前には犬が走っては伏せるを繰り返しています。
更に行くと、数人高齢の老人達が、落ち葉の積った坂道を登ろうとしてしていますが中々登れません。
その脇を通り過ぎ、しばらく行くと、目もくらむ断崖にへばりつくようにして細い路がずっと続いています。
高所恐怖症の私は、足がすくんで、それ以上進めなくなり、丁度そこで妻の声がして目が覚めました。
夢は中々覚えていないものですが、今朝の夢はさめても内容の記憶が残っていました。
何気なく進んでいる現在の日常に、この先不安を感じていることを反映した夢でしょうか。
その不安は多分健康と経済の両方であろうと思われますが、ここまで来たからにはほとんどは成り行きに任せるしかありまえん。
食事を摂ってから、今日は妻の勧めもあって、病院へ行くことにしていました。
去年の肺がん検診で異常が見つかったため、7月頃にCTを受診したのですが、医師から半年後に再度CTを撮るように言われていました。
今日は去年の7月と同様に、CTの予約をするだけと思い、気楽に出かけました。
バスと地下鉄を乗り継いで行ったのですが、なんと地下鉄で一駅行きすぎました。
小説を読んでいたのですが、うっかり乗り越したようです。
20分ほど時間をロスしましたが、病院受付時間の11時半には充分間に合いました。
少し余裕をもって出かけたのが良かったようです。
病院で受付を終えて待っていると、体温計を渡され、問診票記入を求められました。
相変わらず、老人の多い病院で、車いすや体の不自由な老人達の間を点滴をぶら下げたストレッチャーが通り過ぎます。
病院へ来ると、いつも今ある自分の健康に感謝したくなります。
普段は当たり前と思っていますが、病院へ来ると、自由に体が動くことは、実にありがたいことだということがよく分かります。
血圧も計って、問診票を窓口へ出すと、看護婦がやってきて、今日はCTを撮って、20日に結果を医師から聞くことになる旨の説明がありました。
今日は、CTの予約をとるだけ、と思っていたので、CTを早く済まされるのは、願ったり叶ったりです。
看護婦の指示通り、2階へ移動して、窓口へ診察票を出すと、直ぐに名前を呼ばれました。
CTの設置された検査室へ入ると、女性技師がいて、セーターのままで良いと言うので、マフラーと、ダウンジャケットを脱いで、寝台に横になりました。
CTは、あっという間に終わって、再び1階へ移動し、会計を済ませて病院を後にしました。
外は明るく晴れ上がって、駅へ向かう気分は、まだ結果を聞いていないのにも関わらず、晴れ晴れとしていました。