妻に散髪してもらいました

今日も快晴で、風が気持ちよく感じられます。

名古屋の天気予報は、最低12度、最高25度で、昨日より心地よく感じられます。

今朝は7時半に、はたと目が覚めました。

ゴミ出しで5時前後に起きるつもりが、寝過ごしました。

慌てて、顔を洗い、服を付けてゴミ袋を下げて外へ出ました。

大きな袋が網の下に一つ、そしてポールで組んだ大きな棚が、マンションの横に置いてあります。

大型ごみですが、シールが貼ってありません。

先日と同じように、誰か分かりませんが、置いていったのかもしれません。

ゴミ収集車が回収してくれるとよいのですが、そうでないと面倒です。

8時近いのでマンションの住人が、ゴミ出しのため次々とエレベーターで降りてくる様子です。

階段を使って早々に退散することにしました。

帰ってくると、妻がもう起きていて、リビングの窓際で体操をしていました。

女性というのはえらいものです。

常に自分のペースが出来ているようです。

私はもう一度寝るためにベッドへ入りました。

とはいっても、今日は寝過ごしたので、1時間少々で起きるのですが、ゴミ出しの日は何となく2度寝の習慣ができてしまっています。

妻には、どうせ起きたのだから、そのまま起きればよいと言われながらも、ベッドへ入るとストンと眠りに落ちてしまうから不思議です。

夢の間に間で、起き上がり、歯を磨いて顔を洗い、玄関の観音竹に水やりをする頃には正気になります。

いつものチーズトーストにトマトとキュウリを乗せたのを口に運び、ミルクたっぷりのコーヒーを飲んでいると、妻が私の方を向いて、そろそろ髪を切った方がよいのではないかと言います。

先日駅前の安いヘアカットの店へ行った時に、入口にコロナウィルスのため当面閉店の紙が貼ってあってそもまま帰ってきました。

頭のてっぺんが薄くなっているにもかかわらず、左右前後が長くなってしまっているので、妻の目にはまるでカッパのように見えたのかもしれません。

黒糖ロールパンに手を伸ばし、食べながら、駅前の床屋が休店であることを話すと、妻が切ってあげると言い出しました。

以前にも一度だけ、妻が私の頭を少しだけ切ったことがありました。

まあ良いかと、朝の食事後に妻に軽く散髪してもらうことにしました。

妻は自分の頭髪を時々自分で切っているので、慣れてはいるようです。

食後、妻はやる気満々で、タオルを数枚持ってきて、私の首へ巻き、ハサミでシャキシャキと切りはじめました。

私は他人へ良く見せたいという気持ち全くないので、髪型などには無頓着です。

他人が見て汚いとか嫌悪感を与えなければ、それでよいといった感じです。

男でも美容院へ行くというのを、巷の噂で聞いたことがありますが、相当軟弱なダメ男か、ナルシストなのだろうと思ってしまいます。

もしヘアカットの百円ショップがあったら、出来はどうであろうと、私はそちらを積極的に使う方です。

最近は2000円の散髪屋でも勿体ないと思うケチぶりです。

散髪に加えて、洗髪や髭剃りまでやってくれて、さらに簡単なマッサージまでされると、つい眠くなるほど気持ち良くなるのですが、最近は簡単に頭髪を切ってくれるだけで十分と思うようになりました。

最近は床屋へ行っても、ああだこうだという説明が不得手なので、耳が少し隠れる程度に切ってくださいと一言ですましています。

と思いつつ、妻の散髪が終わって、頭が少し軽くなりました。

周りへ散った髪の毛は、私がハンディークリーナーで簡単に掃除しました。

ついでにリビングから玄関まで、ハンディクリーナーをかけ、妻に頼まれて、寝室も大きなクリーナーを引き出して、ダニ掃除をすると、たいそうな運動量なのか、額に汗が浮くほどになりました。

顔を洗ってさっぱりすると、リビングの窓から、さわやかな風が通り過ぎました。

妻がリビングの窓に先ほど小さな鳥がぶつかって飛んで行ったと私に話しました。

外の明るい日差しは、空飛ぶ鳥にも脱水症を起こさせるほどしんどいのかなと、漫然と思いながら、下の路を小さな子供達が通り過ぎていくのを見ていました。