車のオイルフィルターはいつ交換するか

今日は随分と暑くなりました。

リビングの温度は27.5度、湿度28%で、風がそよともないので、額に汗が滲んできそうです。

名古屋の予報は、最低16度、最高はなんと30度、これはもう夏です。

明日からはまた気温は下がりそうですが、今日一日は辛抱です。

午後すぐに西友に食料の買い出しに行きました。

5%引きであるにもかかわらず、駐車場はかなり空いていました。

店内に入ると少し混んでいました。

皆歩いてきたのでしょうか。

新型コロナウィルスによる規制があっても日々の食料の確保は必要です。

女性は皆マスクで顔を隠して、目だけ出しているので、まるでイスラムの国のスークのような様相を呈しています。

目だけのマスク美人というのも、いるのかもしれません。

目は口程に物を言うといわれるように、想像力も逞しくなって、これはこれで非日常の趣があります。

西友の近くのポストに、ディーラーから来ていた、車の6か月定期点検の予約のハガキを投函してきました。

いままで年に1回エンジンオイルの交換と同時に、オイルフィルターも交換してきましたが、年に1000㎞も走っていないので、どうしようかと迷っていました。

トヨタは、エンジンオイル内に混じる金属粉などの汚れを綺麗に取り除く役割を果たす「オイルフィルター」の交換は、エンジントラブルを未然に防ぐためにも、ガソリン車(ターボ車除く)であれば15,000km、シビアコンディションでの利用であれば7,500km走行毎に行うのが適切であると推奨しています。

ということは数年間はオイルフィルターの交換は不要ということになってしまいます。

別の表記では、15,000kmまたは1年 どちらか早い方となっていますので、距離にかかわらず1年に1回は交換した方がよいかとも思えます。

エンジンオイルに関しては全く車を使用しなくても劣化していきます。

正確には酸化します。

車を動かしても当然劣化や酸化はしますが、動かさなくても同じことが起きてきます。

なので距離に関わらず、半年に1回はエンジンオイルの交換をした方がよいという説明もあります

年式の古い車(または走行距離の多い車)は短いサイクルのオイル交換をオススメしているようです。

この手の車はエンジンが弱っている場合があり、ブローバイガスが多く発生している事があるためとしています。

ブローバイガスによりオイルと燃料、または水蒸気がまざり、著しくオイルの劣化が進行しているとのことです。

シビアコンディションとはメーカーが定める「過酷な使用条件」です。

TOYOTAが定めるシビアコンディションにはショートトリップと長時間アイドリングが入っています。

ショートトリップとは短距離繰り返し走行のこと、一回の走行距離が7㎞以下です。

長時間アイドリングはエンジンかけっぱなし待機や超渋滞路の走行などです。

エンジンにとって一番過酷なのがこの「ショートトリップ」です。

ショートトリップが多いとエンジンの温度が上がりきらないままエンジンを止めてしまいます。

そうすると何が起きるかと言いますと「結露によって発生した水分」と通常燃焼でも発生する水分がエンジンのオイル温度が上昇しないことによって、蒸発しきれず水分混入オイルになります。

更にエンジンと排気ガス浄化装置である触媒を暖めるためにエンジン始動直後はガソリンを多く噴射します。

この状態のときは理想の燃焼状態を度外視して燃料の比率が濃い状態でエンジンを運転しますから未燃焼ガスがエンジンオイルに溶け込みます。

そうするとエンジンオイルがガソリンで希釈されたような状態になり、油膜きれを起こしやすい(せん断安定性と油膜保持性能の低下)状態になります。

オイル注入口のフィラーキャップを開けるとかなりガソリンの臭いが強い車は要注意で、さらに乳化したような白い混合物が付着していたら即交換すべきです。

よく近場のスーパーへチョイ乗りを繰り返す、女性の乗る軽自動車のオイルキャップを外すと、カフェオレのような付着物が出てくることが多いようです。

普段「近くのスーパーに買い物に行くときしか使わない」という使い方はシビアコンディションといわれるので、当然私などはその最たるものものです。

シビアコンディションである長時間アイドリング、または極低速走行も同様です。

買い物などに使用する場合などは渋滞の中をノロノロ運転することもあります

どのくらいの割合「各走行状態」が当てはまったらシビアコンディションかというと、トヨタ曰く30%ということなので、正に私の現在の車の使い方はシビアコンディションということになります。

ショートトリップでシビアコンディションの場合、オイルフィルター(オイルエレメント)の交換はエンジンオイルの交換を2回につき一回、或いは3回につき1回程度の交換が良いようです。

古いオイルフィルタには汚れたオイルが100~500ml(缶 ジュース約1本分)残っています。

せっかく新しいオイルに交換しても汚いオイルと混ざることになるのでオイルの劣化を早めます。

オイルの交換の時はオイルフィルタも同時に交換したほうが良いという説もあります。

ショートトリップを繰り返すと、エンジンオイルは汚れやすいわけですから、当然同時にオイルフィルターもそれだけ汚れやすいということになります。

ということで、私はショートトリップのシビアコンディションの使い方をしているので、今回の6か月点検ではエンジンオイルと同時にオイルフィルターも一緒に交換することにしました。