「銀河鉄道の父」を読みました

天気は良かったのですが、うだるような暑い一日となりました。

気温は最高33度、湿度は現在50%です。

扇風機のスイッチを、今年この季節に入ってから初めて入れました。

門井慶喜の直木賞受賞作品「銀河鉄道の父」を読みました。

父親からみた等身大の宮沢賢治の一生を描いた小説でした。

才能ある詩人・童話作家も人一人、一冊の本の中にその生涯を読みとおしてみると、その37歳で逝った時の長さはほんの一時であったような気がします。

市井の中で名も知れず終えていく私などは更に薄い存在かもしれません。

本を読むことは、色々と触発され、感じたり、考えたりして、生活感に彩りを添えます。

定年退職して、なぜかほとんどテレビを視なくなってしまった私ですが、多くの小説の中に広がる異世界にはとても惹かれます。