旅行のガイドブック

旅行が数日後になると、急にソワソワします。

大きな旅行用ケースを妻が妹夫婦から借りてきてくれました。

そのケースに妻がせっせと下着やら向こうでの防寒用の服を詰めてくれるので、私はほとんど何もすることがありません。

妻が何かガイドブックが欲しいというので、図書館へ行って何冊か借りてきました。

少し古いガイドブックですが、古い城や古い街を散策する旅行ですから目的用途としては充分です。

ガイドブックは良くできていて、カラフルな写真の数々と、歴史、見所、お勧め料理など満載で、中を眺めているだけで旅行へ行った気分になります。

もうしばらく前から、食事時の妻との話題はスマホと旅行の話ばかりですが、食事後もガイドブックの中に書いてあることを妻がいちいち説明してくれます。

私はぱらぱらと見た程度ですが、妻は一冊一冊丁寧に中身を読んで、さらに今日近くのブックショップで自分の気に入ったガイドブックを買ってきたようです。

旅行に行く前にガイドブックだけで、旅の楽しさのほとんどを満喫してしまうのではないかと思ってしまいます。

後は、中部空港から発つ旅客機に、身一つ乗せるだけです。