人はいつでも、なんとかうまく逃れられると期待してしまうもの

今日は6時過ぎに、ゴミ出しをしたときは、梅雨に入って珍しく雲が切れて青空が見えていました。

朝日が昇りはじめ、駐車場まで降りると、私の車と隣の車に輝くばかりの朝の陽が当たって、まるで2台の車が祝福されているようでした。

帰ってくると、普段は暗い北の部屋からオレンジ色の光が射していました。

一旦リビングに戻ってから、北の廊下が明るいので、何事かと玄関の電気を切り忘れたかともどってくると、東の空から日がさらに登り、あまり入らぬ北の空間に明るく朗らかな光が満ちていました。

再びベッドに戻り、妻の声で起き、顔を洗ってリビングに戻ると、窓から見える空は暗くはないが、一面白い雲に覆われて、少し気落ちしました。

今日は21日に車検前6か月点検があるので、ガソリンを少々入れて、久しぶりに洗車しようと少し離れたガソリンスタンドへ出かけました。

ガソリンスタンドへ着くと、レギュラーが142円/ℓと、知らぬ間に随分と値上がりしていました。

高いので、1,000円分しか入れません。

pontaポイントがほんの少し29円分だけ残っていたので使います。

7ℓ入れれば、約4円/ℓ安くなります。

何ともみみっちい話ですが、庶民のささやかな自己防衛です。

またガソリンが安くなったら、近くのガソリンスタンドの2円/ℓ引きの券がありますから、その時に入れることにします。

一体何か月ぶりであるのか、洗車機へ入れるのは久しぶりです。

こちらもいつの間にか水洗車が160円から200円へ値上がりしていました。

ザーと洗車機を通して、ほとんど誰も居ないガソリンスタンド併設の洗車場で、備え付けのタオルを使って拭き始めました。

ただ拭くだけですが、こちらも久しぶりに汗が背中から滲み出て、額からは滴り落ちます。

そして吹き終わったところで、案の定、ぽつりぽつりと降り始めました。

瞬く間に車は、丸い滴をルーフやボンネットに一杯乗せた姿と相成りました。

次第次第に険悪な暗さを増す空模様から、ひょっとしてこうなるかと思っていましたが、実際そのようになるとがっかりします。

人はいつでも、なんとかうまく逃れられると期待してしまうものです。

久しぶりにワイパーを動かして、ガソリンスタンドを後にしました。

西友の立体駐車場へ移動して、気になっていたタイミングシャフトシールからのエンジンオイルの漏れ具合がその後どうなっているか確認することにしました。

タイミングベルト上部カバーを外すと、久しぶりのタイミングプーリーとの対面です。

カバーの裏側を見ると、少し油っぽいですが、濡れた感じはありません。

タイミングプーリーのカバーの合わせ面に少し濡れた油の反射が認められますが、べたべた状態ではありません。

全体に油が派手に飛散した様子は認められませんが、カバー内に所々油の反射が見えるので、若干漏れたことは確かなようです。

それが、漏れ防止剤PLUS91を使う前のものか後のものかは分かりません。

ある程度漏れ防止効果はあったと考えるのは、やはり上手くいっていると思いたい欲目でしょうか。

21日の点検後、またいつものメカニックの辛辣な判断を聞かされることになるかもしれません。

小さなウエスとピンセットを使って、タイミングプーリーカバーの上の方に所々見える油の反射は拭きとっておきましたが、カバーの下の方に見える油の小さな溜まりは届かないので放置です。

エンジンオイルの量をレベルゲージで確認すると、エンジンを止めてしばらくたっていたので、Hよりも上にありましたが、漏れ量は一年経ってもそれほど多くはなかったのではないかと想像します。

色もそれほど黒くはないので、エンジンのコンディションが悪いということはないようです。

車のタイミングベルト上部カバーを元に戻して、手が真っ黒になったので、西友のトイレで洗ってから帰宅しました。

マンションの駐車場へ入れて、簡単にざっとウエスで車に乗った雨滴を拭き取っておきました。

雨で2度洗車したと思えば、がっかり感も少しはおさまります。