久々にホームセンターとアピタへ

早朝5時を少しまわって起きた時、曇っているのか暗く感じました。

ゴミ袋をぶら下げて外へ出ると、太陽は薄雲を通して赤く、西の空から射るように輝いていました。

風は坂を登ってくるようで、下る方向に歩くと、サーと吹いて早朝の静清な空気を運んできました。

帰ってきて、窓を開け放ち、再びエアコンの効いた部屋へ戻って横になると、目を閉じやがて眠りに落ちていきました。

今日は完全に寝坊して、予定より1時間以上も遅れて目がさめました。

妻に起こされるまで、意識なく寝込んでしまいました。

陽はすっかり上がって、リビングは明るく照らしだされて、一日は既に大分過ぎていました。

午後から昨日妻と約束していた通り、ホームセンターへ車で出かけました。

暑いためか、それともコロナ感染を恐れてか、ホームセンターの駐車場はがらがらでした。

平日とあって、主婦と老人が多く、併設している食料品を売っているスーパーは比較的混んでいました。

先日懐中電灯の乾電池が液漏れしていたのですが、ようやく今日、ホームセンターの回収ボックスへ捨てることができました。

ゴミをいつまでも家の中へ置いておくのは、気持ち悪いもので、捨てるとなったら早く処分したくなるものです。

最近は、量販店でも電池の回収ボックスを置いていないので、ホームセンターで回収してくれるのは、とても助かります。

久しぶりに、ペットショップを覗いてみました。

私は犬猫に不人気で、いつ訪れても、ネコはツンデレ、イヌはガラスの向こうでぐるぐる歩き回っているか寝ています。

あらぬ方向をじっと見ているネコをしばらく、眺めていると、なにやら哲学的瞑想に耽っているようにさえ見えます。

街中で見るノラネコもペットショップにいる飼いネコも、同じ目線をしています。

ネコというのは、束縛を嫌い、今を生きるべくして生きていくものなのでしょう。

暑い中、やめておけばよかったのですが、炎天下、近くの中古車屋さんに寄ってきました。

押しつけがましい販売員が近づいてくることもなく、展示車のドアがロックされていないので、車の中を自由にみられるのがとても気に入っています。

最近の軽のトールワゴンの中の広さには驚きます。

クラウンの豪華な中古車も展示されていましたが、頭上の余裕は軽のトールワゴンの方が圧倒的に上です。

運転せず、車に乗る側に立てば、広さは贅沢そのものです。

せせこましく内装のよくできたクラウンよりも、頭上も足元も広々した軽のトールワゴンの方が、後ろに乗る人にとっては嬉しいのではないかと思います。

どうしてこのようによくできた軽のトールワゴンが輸出されないのか不思議に感じられます。

恐らくヨーロッパやアメリカでは、使い勝手や居住性よりも、100㎞/h以上で走れる運転性能の方を重視するためかもしれません。

再びホームセンターへ戻ってきたときは、背中が汗びっしょりでした。

妻と合流して、ホームセンターで汗が引くのを待って、今度はまた久しぶりに、しばらく走ったところにあるアピタへ寄りました。

こちらも3階から上の駐車場はすべて空の文字が浮かんでいました。

4階のがらがら駐車場に余裕をもって停めました。

私は本屋さんへ、妻は雑貨と洋品のフロアへ行くため一旦別れました。

アピタの本屋さんは家の近くのイオンと違って、雑誌がコロナ対策用に紐で結わえられていないので、時間つぶしに訪れる私のような者にとっては嬉しい限りです。

久しぶりに本屋さんで長い時間を過ごしました。

妻が戻ってきて、さあ家へ帰ろうと時計を見ると、家を車で出てから既に3時間以上が過ぎていました。

私も妻も、今日は久々に随分と歩き回りました。