中国の劉慈欣による長編SF小説「三体」を読み始めた

11月3日、日曜日、祝日、文化の日ですが明日が振替休日になります。

昨日と打って変わって今日は、微風も心地よい快晴となりました。

午後に妻と西友とイオンへ行き、買い物をして帰宅しました。

更に、私一人で、図書館へ行き、そこで、快適なソファに身を沈めて、読書をしてしばらく時間を過ごしました。

やはり、ソファが快適過ぎて、うつらうつら眠ってしまったようです。

そのうち、図書館から注意されるか、つまみ出されるかもしれません。

図書館で図書を借りるため最も効率が良いのは、図書館ホームページで予約することです。

名古屋市には、各区に夫々図書館がありますが、ホームページではすべての図書館で蔵書されている図書が借りられます。

成るべく最新の図書を借りたいのであれば、ホームページでの予約に限ります。

しかし、ふらりと図書館へ訪れて、書架の間を彷徨うように背表紙をたどっていくのも中々楽しいものです。

まだ読んでいない芥川賞や直木賞の受賞作を見つけると、宝物を見つけたような歓びがあります。

シルバーパスは4回使用、今月累計8回、マージン2×3-8=-2回です。

今日の名古屋は、快晴、最低14度、最高24度、風速0m/s、湿度76%。

中国のSF作家劉慈欣による長編SF小説である「三体」の3部冊の1冊目を読み始め、ほぼ半分ほどまで読み進めました。

物語の始めは、文化大革命が吹き荒れている頃の時代背景が描かれています。

この、当時、新聞に掲載された、三角帽子を頭に載せられた知識人たちが、子供と言ってよいくらいの年代の紅衛兵達に引き立てられている光景は、全く理解不能で異様な光景でした。

後にも先にも中国でしか起き得なかった、暴力的で、人権蹂躙も甚だしい、民主国家であれば、無法で狂気に満ちた集団リンチ事件といってよい犯罪が公の場で公然と行われました。

天体物理学専攻の女子大生・葉文潔は、物理学教授である父・葉哲泰が、大学付属中学2年生の女子紅衛兵4人に、群衆の前で反革命的かつ反動的であると罵られ、彼女たちがベルトを振り回しバックルで殴られ続けたために絶命するのを目のあたりにしました。

最愛の父が目の前で嬲り殺されそうになっているのを目前にしたら、娘であれば泣き叫んで嘆願するかと思いますが、傍にいた職員に抑えられていたとはいえ、少し理解し難い文脈ではあります。