「おでん」は寒くなると、食したくなるメニューの筆頭

朝から曇っている日曜日、予報では雨が降るようでしたが、今のところ大丈夫そうです。

午後から図書館へ予約図書を受領に行く予定ですが、以前よく使っていた紺色の目立たない肩から掛けられるお気に入りの袋を紛失しました。

妻に頼んで、使える袋を探してもらいました。

我が家には、妻が作ったものから貰い物まで、数多の袋がありますが、肩から下げられて耐水性のある袋は数少ないようです。

今日の名古屋の予報は、小雨、最低12度、最高17度、風速0.56m/s、湿度47%、明日月曜日は晴れて、妻の実家へ車で行く火曜日、新しいテレビがやってくる水曜日がいずれも生憎の雨の予報、天気とは実にままならぬものです。

昨夜の夕飯は、妻の作ったほくほくの「おでん」でした。

「おでん」は寒くなると、食したくなるメニューの筆頭です。

「おでん」と言えば、練り物を沢山入れてとなりますが、我が家では、2人所帯ですので、何種類も具材を入れたら食べきれません。

とはいうものの、大根、ゆで卵、ちくわ、こんにゃく、がんもどき等の揚げ物、ジャガイモ、サツマイモ、こうしてみると随分とあります。

時々、豆腐も入れ、色々な具材を試して、我が家風の無手勝流「おでん」を楽しんでいます。

薄味の出汁で煮込んだ2人用の小さな土鍋で、美味しく頂きます。

「おでん」の由来は田楽で、現在でもよく使われる女性言葉のように、「お」を付けて丁寧にし、楽を省略して「おでん」となったと言われます。

田楽は、豆腐を串刺しにして焼き、味噌をつけて食べるもので、現在でも多く食されています。

実は私は、このように味噌を付けて食べるタイプの食が不得手で、よく似た御当地食の五平餅などは大の苦手です。

味噌田楽は江戸名物と言われるほど、庶民に親しまれたようですが、やがて煮込みおでんがつくられ、流行すると「おでん」といえば、こちらを指すようになったようです。

食というものも、機械の物造り以上に、多くの工夫や趣向が繰り返されて、ほとんど発明といってもよいほどの変化を遂げた長い歴史があるものです。