古いパナソニック・シェーバーを分解

朝は、7時に起き、ごみ袋と傘を持って出ましたが、空は晴れていました。

この時間になると、人の姿が多くなります。

隣のマンションから出てきた若い主婦が、何故かごみ袋を下げて走っています。

しかめっ面をした若い男が、すれ違いましたが、ほんの少しの間、振り返ったらもう姿が消えていました。

今日の名古屋は、曇り、最低24度、最高31度、風速4m/s、湿度80%、突然ザーと降ってきました。

また、パナソニック・シェーバーが再び動かなくなったので、とうとう分解してみることにしました。

取説に、簡単な分解図が記載してありました。

一応防水ですが、古いものですから、パッキンがあっても劣化して、恐らく機能していないと思います。

ネジの埋栓は打ち込みになっているので、ついている小さな穴につまようじを刺し込み破壊するようにこじってはずしました。埋栓は無くても機能に問題はありません。

握る部分のカバーが、柔軟性のあるプラステックで作られていて、凝った曲線は合わせ面にほとんど隙間がありません。

どう見ても、形状的に真っ直ぐ外れないように見えます。

会わせ面にマイナスドライバーも入らないので、薄いプラステックカードを端から刺し込み、無理やり押し込んでいくとあるところでパカッと外れました。

スマホの裏カバーと同じように、嵌め込みになっていました。

説明図によれば、更に本体が2つ割りになっています。

やはり、会わせ面は曲線になっているにも関わらず、よほど金型の精度が良いのか、全く隙間がないように見えます。

説明図からして割れるはずと思い、端から無理やり極薄のカードを押し込んでいきました。

グイグイ押し込み、やはり、あるところでパカッと割れました。

ようやく、中の充電バッテリーを見ることができました。

しかし、やはりというか、若干、水が入っていて、充電バッテリーの端と、充電コネクターの近くの端子に緑青が出ていました。

ダイヤモンドヤスリを使って、緑青を落とし、ある程度きれいにして、接続が切断されていないかテスターで確認してみましたが問題なかったので、端子部の再半田付けはやりませんでした。

充電バッテリーを再セットして充電アダプターを繋いでみました。

残念ながら、赤いLEDランプは点灯しませんでした。

結論としては、充電乾電池の劣化です。

2003年5月購入の古いシェーバーなので、今更充電バッテリーを買って再使用するのもどうかと思いますので、このまま廃棄ということになりそうです。

取説には、充電バッテリーの寿命は、大体3年と書いてありますから、この19年間、今まで交換したことがないことを考えると随分と持ったものです。