5月13日、土曜日、朝から曇っていて、昼過ぎに小雨が降りました。
このところ、喉にたんが詰まるような感じが以前よりも酷くなったような気がします。
男性の場合は女性と比べて、この傾向が強くなるようです。
妻が新聞を読んでいて、糖尿病の夫を持った妻の記事について、私に話しました。
糖尿病は、40歳以上の4人に1人と、急増しています。
これだけ多いと、誰もが糖尿病予備軍と言えます。
インスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる唯一のホルモンです。加齢、遺伝の影響もありインスリンが足りなくなります。
また、内臓脂肪が多いとインスリンが働かなくなります。
糖尿病が悪化すると、インスリンを定期的に打つようになり、さらに進行すると、腎機能の低下から透析や、最悪失明や手足の壊死など重篤な疾患となる恐れがあります。
糖尿病の進行度は、空腹時血糖値、随時血糖値、HbA1cの数値を総合的に見て判断されます。
空腹時血糖値が100mg/dlを超えているようなら、できるだけ早く随時血糖値とHbA1cも計測することが勧められるようです。
インスリンが足らなくなると、血管が糖だらけになり、活性酸素で血管が損傷します。
これにより、酸素と栄養素が届かなくなり、自覚症状が出始めます。
手や、足に痛みやしびれが生じたり、頻尿、多尿、喉が渇くなどの症状が出ます。
また、血流が悪くなり、皮膚に必要な栄養や酸素が運ばれなくなるので、皮膚が乾燥してかゆみが出ます。
神経細胞に血液が届かなくなり、手や足の感覚が鈍ることもあり、発汗異常や立ちくらみ、便通異常、男性の場合は勃起障害も起きます。
ちょっとした傷や水虫により足が腐り、年間2万本もの脚が切断されている恐ろしい状況もあります。
日本人の失明原因第2位(1位は緑内障)であり、毎年3,000人の糖尿病患者が視力を失っていると言われます。
糖尿病は遺伝だから仕様がないと諦める向きもありますが、リスク要因として、肥満や運動不足もあります。
高脂肪の食事や高血圧は糖尿病のリスクを増すともいわれているので、遺伝だからと諦める前にそのような生活習慣の見直しをすることは無駄ではありません。
今日の名古屋は、にわか雨、最低15度、最高21度、風速1.11m/s、湿度77%、少し暗い土曜日です。
宇佐見りん作「推し、燃ゆ」を読み終わりました。
アイドルを「推す」あかりは今様のどこにでもいる高校生なのかもしれませんが、常軌を逸した入れ込みようはほとんど病気と言ってよいほどです。