ステファニー・ガーバーの「カラヴァル」はキラキラした少し危うい大人一歩手前のヤングアダルトを感じさせるロマンス小説

今日は晴れました。朝5時にゴミ袋を持って外へ出ると、わずかですが風が吹いていました。

残念ながら、帰ってきて、南から北まで窓を開けて回りましたが、風は全く通りませんでした。

昼時の気温が31.4度、台風4号は温帯低気圧になり、雨が降る予報もありましたが、空は青空カンカン照りです。

名古屋の天気予報は、曇り、最低24度、最高33度、風速0.83m/s、湿度57%、ここ名古屋は幸い無事でしたが、大雨で被害の出た地方もあるようです。

久しぶりに、妻はウォーキングで西友まで買い物、私は午後から図書館へ行く予定です。

ステファニー・ガーバーの「カラヴァル 深紅色の少女」を2/3ほど読み進めました。

本屋大賞翻訳部門1位を受賞した小説ですが、受賞するまではほとんど無名の作品だったようです。

主人公は17歳のスカーレットで、父親が勝手に決めた、会ったこともない伯爵との政略結婚を数日後に控えていました。

彼女は、小さいころから、祖母に話を聞いて憧れていたゲームイベントであるカラヴァルのゲームマスター・レジェンドから招待状を受け取りました。

スカーレットとともに、暴力的な父親から厳しく殴られて育った妹テラは、先にカラヴァルの開催される島に渡ってしまいます。

スカーレットは、妹テラを連れ戻すために、テラの恋人、船乗り・ジュリアンとともに追い、カラヴァルの虚実混淆の魔法の世界へ取り込まれていきます。

全てが幻想的で、すべてが嘘の極彩色に彩られたカラヴァルの夜の世界は、スカーレットを魅了し、翻弄して、やがてスカーレット自身の未来をも変えてしまいます。