朝からよく降って、窓から見下ろすと、街はどこもかしこも濡れそぼっています。
今日からとうとう7月に入りました。
この1か月が終わってしまったら、とうとう恐ろしくも70代に入ってしまいます。
心の中は少しづつかわりつつあることに気づきます。
丁度この梅雨時吹く風のように、心を冷ややかにする何かしら得体のしれない気分があります。
歳をとれば、誰にでも訪れる鬱なのかもしれません。
いつでも迷っていることは、今も昔も変わりませんが、これからもするであろう失敗の数々にさいなまれることは、終わるそのときまで変わらないのかもしれません。
私と妻の丁度、鏡になるのが妻の老父母ではないかと思っています。
私が感じている想いのさらにずっと先を歩いているのが二人であるように思います。
妻の90歳になる母が、最近何もやる気がしないとこぼし、先日話してしたことをすぐに忘れてしまうと妻が話すのを聞いていました。
認知症が出てきているのか、それとも年相応の健忘症なのか分かりませんが、90歳になる義母にしても、93歳でもう少ししたら94歳になる義父にしても、これから心配なことは多々あります。
私も定年退職後、ほとんど外の人間と関わる機会が減りました。
義父義母は、今も他に頼ることなく二人で生活していますが、同様に外との接触が少なく刺激にとぼしいと言えます。
義母は足が悪くて、外へ出る機会が義父以上に少ないので、一層その傾向が強くなります。
私の妻や妻の妹が、交代で様子を見に行っていますが、コロナ禍もあり、しょっちゅうというわけにはいきません。
義母が最近、要支援から要介護1級になったことから、本人も少しショックを受けているようです。
一度義母の担当ケアマネージャーさんと話をして、利用できる介護サービスも含めて、これからどうしていくべきか相談した方が良さそうです。