早朝一旦5時に目が覚めましたが、まだとても眠かったのと、早すぎるだろうと思い再び寝入って、6時少し回ったところで再度起きてゴミ出しをしました。
小雨が降っていて、風が少し強く感じられました。
梅雨の時期らしい朝の光景を見やりながら、空き缶一つを集積所に出ていた他の袋の中へ押し込み、誰も居ない路をとぼとぼと戻ってきました。
再びベッドへ入ると妻が咳を2度ほどしたので、大丈夫かと声をかけると、大丈夫という声が返ってきたので、そのまま眠りの中へ落ちていきました。
名古屋の天気は、にわか雨、最低17度、最高23度、風速0.56m/s、湿度100%、早朝の傘をばたばたといわせたあの強い風は一体何だったのかと思わせるほど、今は静かに雨が降っています。
今日は、車検前6か月点検のためディーラーへ車を持っていきました。
エンジンオイルとフィルターの交換を依頼してディラーのメカニックへ車を預けました。
少し離れたハードオフで時間をつぶし、西友で妻に頼まれたワインを買ってウロウロしているうちに、預けてから約1時間後にディーラーからスマホへ点検が終わった連絡が入りました。
再びディラーへ行くと、今日は平日金曜日のためか、お客さんも居なくてガラガラです。
広いフロアの一番奥の席へ案内されました。
先ほど店へ入ったときに案内されたのは入口近くの席で、奥の方に1人お客さんがいたので、車点検前と後で、お客をどちらへ案内するか、ルーチンになっているのかもしれません。
若い男性営業マンに席を案内されてしばらく待っていると、メカニックと少し年季のいった営業マンが各一人セットでやってきました。
今回の点検費用は税込み6,000円でした。
前回は同じ点検交換内容で5千円代でしたから、値上げしていました。
エンジンオイル交換は1,100円でとても安いのですが、フィルター交換が4,355円となっていて、おやっと思うほどべらぼうに高いです。
まあトータル金額は自分で1回限りで交換する金額と大して変わりませんが、20ℓ缶を買って継続的に数回DIYで交換する場合と比べても1,700円ほど高いだけですから、他の点検項目や人件費を考えると良心的な金額です。
メカニックから、点検結果の説明の中で、エンジンブロックから所々オイルが、床に垂れるほどではないが滲み出ているので、シールの交換を勧められました。
そして正式な見積もりはもらえませんでしたが、30万円ほどかかると言われて、ぐさりときました。
何やらホストクラブのようにひざまずいて話すメカニックの姿には、馴染めないものがありますが、口からでてくる言葉はソフトながら、強烈な衝撃を受けます。
随分きれいに乗られているので、2,3万円で安くやるところはあるかもしれませんが、しっかり30万円かけても修理して乗り続けてもらいたいとメカニックは言っていましたが、こちらからは検討させて頂きますとしか返しようがありません。
そしてそれから後が、営業マンの出番です。
下取りされるつもりはありますかと言ってくるので、もう25年になるので車検に通らなければ廃車しかないでしょうと答えると、営業マンは車を買い替えるのであれば、どんな車でも10万円で下取りしますと言ってきます。
さほどそそられる話ではありませんが、私がこの1年間で610㎞しか走っていないと言うと、それではハイブリッドはあまりメリットがありませんと言います。
カローラはどうですかと勧める営業マンに、リアドアに3角窓のある車は、私の拘りがある故、駄目ですと応えます。
営業マンは、それは困ったと言い、来月出るアクアは3角窓がなくなるかどうかまだ分かりませんが、どうですかと勧めてきます。
ハイブリッドがメリットないのならヤリス(旧ビッツ)でしょうと思いましたが、今から200万円以上かその前後のお金を車にかける気は毛頭ないので、黙って営業マンの話を聞いていました。
営業マンと対面しながら、どこかで観たことがある顔だなとと思っていたら、愛知県知事の大村知事にそっくりでした。
トヨタディラーにとって選択肢は30万円かけてオーバーホールするか、新車への乗り換えしか念頭にないようでした。
一日千円で乗り放題の中古普通乗用車のリースシステムがあるなら、大いにそそられますが、残念ながらそのようなものは世間にありません。
私の車へ最後通告されたような気分で、ディラーを後にしました。
一応、いつも車検を頼んでいる街の修理屋さんへ、車検の見積もりを取ってみますが、やはり多額のオーバーホールが必然であるなら廃車しかないか、或いは30万円払っても新車中古を問わずそれでも安いと考えて、あと5年の乗り続けるか、いずれかの選択になります。
あと半年しか乗らないとしても、ダラダラと油漏れさせるわけにもいきませんから、11月まではPLUS91でしのぐしかないと考えてします。