コロナウィルスの潜在的感染者は実はとても多い

朝から曇っていますが、午前中はまだ雨は降っていません。

名古屋の予報では、小雨、最低12度、最高20度、風速0.83m/s、湿度60%、昨夜は遅かったので、起きるのがとても辛くなりました。

昼頃、お米が少なくなってきたので、今日は5%引きの西友へ車で買い物に出ました。

混んでいたので、今日は立体駐車場を4階まで登りました。

久しぶりにこんなに高い階まで来ましたが、さすがに風の通りも良く、鳥のフンが多いところをみると、ムクドリかハト、カラスの類がやってくるのでしょう。

エレベーターで地上まで降りると、ゴールデンウィーク中のためか、家族連れが多く、特に低学年の子供の姿が目に付きます。

コロナ4波で外出自粛が叫ばれていますから、近場で買い物にも人が溢れているのかもしれません。

少し風が強いようですので、午後から急に天気が変わるかもしれません。

お米5kgその他の買い物を積んで、早々に帰ってきました。

帰ってきてから、スマホでニュースを見ていると、昨日の名古屋のコロナ新規感染者が155人でした。

名古屋市の人口は233万人ですが、PCR検査の実施数が少ないため、潜在的な感染者が多く存在するのかもしれません。

人口10万人当たりの検査実施数はイタリアの3159件、米国の1752件、韓国の1198件に比べて日本はわずか188件です。

神戸市立医療センター中央市民病院が3月31日~4月7日に無作為に選んだ一般外来患者1000人に対して実施した新型ウイルス抗体検査の結果、3.3%にあたる1000人中33人にウイルスLGg抗体が見つかったことが分かったそうです。

この割合が大体どこの市でも同じとすると、名古屋市の人口を掛けて算出される推定感染者数は76,890人にもなり、昨日の感染者155人の496倍にもなります。

全国民規模の検査や調査をしなければはっきりしないものの、同病院や各大学、研究機関のデータを総合すると、日本全国の実際の感染者数(感染、治癒後に抗体を持った人を含む)は総人口の1~2%と予測されます。

仮に1%としても名古屋市に適用すると23,300人となり、155人の150倍になります。

潜在感染者数の算出方法は色々とあるようです。

日本と韓国のPCR検査の結果比較から、 7.59 倍と推測する考え方もあり、この場合155人×7.59=1,176人となり、東京、大阪の公表値と同じくらいの潜在感染者がいるということになります。

これは2,000人当たり1人の潜在感染者ということになります。

いずれにしても一人の感染者の周りには、多くの潜在的な感染者がいると考えた方がよさそうです。

新型コロナウイルスの感染経路は、“飛沫感染”と“接触感染”の2つです。

主な症状は発熱、咳、筋肉痛、だるさ、呼吸困難などです。

頭痛や痰の絡み、下痢、嗅覚・味覚障害などを訴える人もいます。

また、咳や体のだるさなどの症状が現れても、発熱の症状が見られない人もいるようです。

しかし発熱、咳などのかぜ症状が現れた場合でも、およそ80%の人は1週間程度で症状が軽快し、重症化には至らないそうです。

一方で重症化すると上気道炎、気管支炎、肺炎を発症し入院が必要となったり、重篤化して集中治療室での治療が必要になったりすることもあります。

改めて、コロナウィルスに対して、しっかりとした防備をして身を守り、周りにうつさない配慮が求められています。