朝起きたら良い天気だったので、ずっと引き延ばしてきた初詣に行くことにしました。
今年はコロナウィルス禍で特別の年ですので、密を避けて例年にない初詣の時期となりました。
正月とは1月のことを指すのだそうですから、ぎりぎり正月の内に初詣ということになります。
空は雲一つない青空で、この日を逃してはならじとばかりに、妻と出かけました。
気温は最低3度、最高10度ですが、完全防寒の体勢で外へ出れば、全く寒さを感じません。
日曜日ですが、外出を控えている人が多いのか、バスも地下鉄も座ることができました。
神宮前西駅へ着くと、そこそこ降りる人がいて、皆同じ方向へ歩いていくので、初詣の人達かと思われました。
地上へ出ると、青い空が眩しくて初詣に相応しい日和です。
1月も末というのに、熱田神宮へ向かう人、もどってくる人と、列を作らないまでも間隔をあけて流れがずっと続いています。
1年に1度だけくぐる鳥居の手前で一礼して、玉砂利を踏みながら歩く境内は、清冽な気に満ちています。
手水舎は前の一団がさっと去ると、ガラガラになり、さすがに例年よりも参拝客が少ないと感じられます。
古いお守りを回収してくれる場所が、まだ設けられていたので安心しました。
境内を進むほどに、人が増えるような気がしますが、特に警備の人がいるわけではありません。
人だかりがしているのは、拝殿である本宮前と、御札御守りを買う札所である授与所の前だけです。
帰ってきてから知ったのですが、ネットで熱田神宮のホームページを見ると、「ライブカメラ」で現在の参拝状況を見ることができるので、予め混んでいるかどうかが確認できたのでした。
拝殿前で少し並んで、前の人々の参拝が終わるのを待ちました。
札所で妻がお守りを買うのを待ち、もどってきてから例年通りおみくじを引きます。
今年はコロナ対策で、アルコール消毒液と札を引く筒が外に並べて置いてありました。
番号を伝え、200円を器に入れるとおみくじが貰えるようになっていました。
私は8番、妻は12番を引き、おみくじを貰うと、私は末吉、妻は小吉でした。
おみくじの内容を読むと、あまり多くを望ます、常に控え目にするのが良いようです。
近くのおみくじ掛けへ結んで、再び玉砂利を踏んで境内を歩き、鳥居をくぐって戻ってきました。
初詣を終えて帰ってくると、なぜか安心するというのも不思議なものです。