今日は青空が広がり快晴です。
朝のゴミ出しのため、6時少し前に起きました。
東から昇る朝日のため、オレンジ色に染まった空は美しく、吹く風は肌寒さを感じさせます。
帰ってきてリビングの気温を見ると24度で、丁度良い温度ですが、外の空気を入れるため、ベランダのサッシを開けました。
再び床に入り、起きるべき時間に何度か寝がえりを打ち、あと30分、あと20分、あと15分、あと10分と時計の針を半眼片目でみたのは覚えているのですが、気が付いたら既に1時間過ぎていて飛び起きました。
昨夜観たgyaoの映画が良くなかったのか、妙な寝起きになってしまいました。
昨夜観たのはクリストファー・ノーラン監督の『メメント』(原題:Memento)でした。
2000年に公開されたアメリカ映画ですが、観たあとの感想としては難解の一言です。
巻き戻されるように繰り返し々同じ映像が出てきて、私のような凡人には最後は何が何やら分からなくなります。
監督の弟であるジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』が元になっているのだそうです。
ストーリーを、フィルムを巻き戻すように、逆向きにショートカットが繰り返されるという変わったスタイルで映し出しながら、妻を殺した犯人を追う、一人の記憶障害の男を描いています。
「メメント」はアカデミー賞において脚本賞、編集賞にノミネートされるなど、高く評価されたようですが、B級映画を多く放映しているgyaoには珍しいことです。
恐らく日本の多くのお父さんたち、93歳の私の義父などが観たら、全く理解不能ではないかと思います。
主人公・レナードは、自宅に押し入った何者かに妻を強姦され殺害され、現場にいた犯人の1人を射殺します。
もう一人いた犯人に突き飛ばされ、頭を打った傷が元で記憶を10分間しか保てない記憶障害になってしまいます。
妻を殺された復讐をするために犯人探しを始めたレナードは、覚えておくべきことをメモしたり、出会った人物や訪れた場所をポラロイドカメラで撮影し、写真にはメモを書き添えます。
特に異様なのは、レナードは重要なことは自身の体に刺青として彫り込み続け、体中が入れ墨に覆われていたことでした。