老人と呼ばれて喜ぶ老人はいない

起きて、少し強めですが、さわやかな風に驚きます。

季節は駆け足で秋に向かっているようです。

先日までの気も狂わんばかりの暑さが、一転して秋の風です。

季節があるのは有難いもので、心の感覚までが変わってきます。

今日から世間は4日連休だそうです。

因みに9月21日は敬老の日です。

一体老人とは何歳からを言うのかと調べてみると、世界規模でみると、国連では、60歳以上、国連の世界保健機関 (WHO) の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としているようです。

老人と呼ばれて喜ぶ老人はいません。

私は69歳ですが、足腰が立って、頭がしっかりしているうちは、誰にも老人と呼ばれたくない口です。

日本の雇用に関する法律では、55歳以上の年齢が『高年齢者』に該当すると定義されています。

一方、医療に関しての法律では、65~74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と規定されています。

何となく、前期高齢者は一般的に馴染みはないので、後期高齢者を単に高齢者と呼んだ方が良いのではないかと思います。

多分そこまでいくと、老人と呼ばれることに、あきらめがつくのではないかと思います。

周りを見渡しても、実際の年齢よりかなり老けて見える人、美魔女と呼ばれるような若い女性など、同じ年齢でも、さまざまです。

60歳の還暦、69歳の古稀などの節目がありますが、60歳では、見た目もまだまだ若い人が多く、世間では65歳から、敬老の日を祝うことが多いようです。

高齢者ドライバーの目安となるのが、運転免許書です。

運転免許を更新する際、70歳以上になると、高齢者講習を必ず受けなければいけません。そして、満75歳以上になると、認知機能検査を受ける必要があります。

認知機能検査で、判断力、記憶力を確認されます。

運動機能や認知機能は、75歳くらいから、衰える人が多くなるためと思われます。

そして、70歳を超えると、免許書の有効期間も短くなります。

71歳以上だと、それまで5年間有効だった、車の免許書が3年間と短くなります。

特養(とくよう)と一般的に呼ばれる『特別養護老人ホーム』があります。

地方自治体や社会福祉法人が運営する公共性の高い老人ホームで、民間の老人ホームに比べて、料金が安い特徴があります。

特養の場合、公共性が高いということもあり、きちんと入居に関しては、条件が定められています。

日常に介護が必要な、要介護3~要介護5に認定された、原則65歳以上の人です。

基本は65歳以上からですが、日常で介護が必要の人のみです。

老人の定義は、60歳から75歳まで幅広く、多分自分の身が自分でままならなくなる時をもって、初めて老人となるのかもしれません。