初雪の無い異常気象とパンデミックへの恐れ

今日の天気も晴れ、最低2℃、最高11℃で少し気温が下がりました。

この冬は去年の12月も含めて、まだ初雪が無く異常な天気です。

記録的な暖冬の影響で、名古屋市や岐阜市ではいまだ初雪がみられず、「最も遅い初雪観測日」の記録を更新し続けていようです。

名古屋市はこれまで1901年の1月21日だったのを119年ぶり、岐阜市は最も遅かった35年の1月16日を85年ぶりに更新しということです。

茶臼山高原スキー場では「雪乞い」の神事も行われたようです。

一体この異常気象はどうなっているのか、この先何が起こるのか心配になります。

コロナウィルス騒ぎで、相変わらずマスクが不足していて、どこのスーパーへ行っても売り切れで、いつ入荷するか未定と注意書きが書いてあります。

マスクが無い時はハンカチで口鼻を覆うか、咳が出そうなったら、ティッシュや腕で覆うことがネットでも書かれています。

マスクは今はほとんど不織布(ふしょくふ)ですが、昔はガーゼで作られていたので、もし足らなければ、布で手作りが流行るのではないかと思います。

ネットをみると案の定、平面マスクやプリーツマスク、立体マスクの型紙まで載っていて、小さい子供用に作っている事例がたくさん見受けられます。

手ずくりマスクは使い捨てのマスクと違い繰り返し使えるので経済的で省資源でもあります。

街へ出ても、ほとんどの人がマスクをしています。

ニュースによると、新型コロナウイルス感染は4日時点で感染者が、中国本土で2万438人、うち死者は425人に上ったそうです。

日本国内の感染者は20人、死亡者ゼロということなので、人口10倍以上とはいえ、感染拡大にスーパースプレッダーの存在も心配され、中国の感染、死亡者は異常に多い状況になっています。

中国本土以外では、フィリピンと香港で計2人が死亡。感染者は20か国以上で確認され、その数は計200人近くに上っているとのことです。

現状はアウトブレイクの状態ですが、更に拡散してパンデミックにならなければよいがと心配です。

中国国内はさぞや大変と思いますが、早く終息して欲しいものです。

今日は図書館へ行きましたが、皆マスクをしている姿は異常な光景です。

図書館への吹きさらしの路を辿って歩いている時、昔観た映画のシーンを思い出します。

核戦争であったか、パンデミックであったか忘れましたが、ほとんどの人類が滅亡して、生き残ってボロボロになった男が一人、荒野を吹き曝されながら、また熱暑の陽炎のゆらぎの中を、一歩一歩どこまでも歩いていく後ろ姿が目に焼き付いています。

この異常気象の中、人類は破滅に向かっていると言われますが、あのような光景が現実にならないことを願っています。