アメリカの一人も置き去りにしない食料無料配給のしくみ

朝から小雨が降っていましたが、今はどんより曇っています。

名古屋の天気予報は、小雨、最低11度、最高18度、風速0.56m/s、湿度92%、少し寒さを感じるほどの陽気となり、もう少し気温が下がったら、観葉植物を中へいれることを考えないといけません。

ネットサーフィンをしていると、時々目に付くニュースがあります。

昨日は、アメリカの食料の無料配給のしくみに感心しました。

アメリカではフードハブ、フードバンクやスナップ(旧フードスタンプ=食料配給券)のサービスによって、貧困に対して「一人も置き去りにしない」しくみがあります。

フードバンク(Food bank)とは、包装の傷みなどで、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動およびその活動を行う団体のことです。

最近日本でもこのような活動が取り入れられて、貧しい家庭の子供たちのために、「子供食堂」があちらこちらで設けられました。

フードスタンプ(Food Stamp)とは、アメリカ合衆国で低所得者向けに行われている食料費補助対策。公的扶助の1つです。

現在の正式名称は「補助的栄養支援プログラム」(Supplemental Nutrition Assistance Program, SNAP)です。

このSNAPは、1960年代に始まり、当初は、約288万人の受給者であったものが、2013年には、約4,763.6万人にも増加しました。

その年以降は減少し、2018年9月時点では、約3,858万人、約1,940万世帯、が利用し、米国国民の約8人に1人がSNAPを受給しているという状況になっているそうです。