朝6時に起きて、ゴミ出しをしましたが、天気は少し雲がある程度で、緩やかな風が吹いていました。
今日は眼科へ行く予定だったので、ほぼ予定通りの時間に起床しました。
妻は、イオンが朝は安いと言って買い物に出ていたのでいませんでした。
女性のこの勤勉さには感心させられます。
男性は、安いからといって、朝からイオンへ行くことはないでしょう。
食事の準備は既に整っていて、温めるだけですから、一人でトーストを焼き、さあ食べようかというときに、妻が帰ってきました。
妻の朝の収穫の話を聞き、新聞をざっと読んでから、タブレットのニュースを眺めながら、朝の食事をしました。
昨夜、どこの眼科へ行こうか迷った挙句、毎年名古屋の特定検診を受けている総合病院である東海病院に決めました。
名古屋で有名な眼科は、栄にある眼科杉田病院と大須にある眼科三宅病院ですが、2つとも私の住んでいるところから離れているのに加えて、人気のある大病院なのでかなり待たされるようです。
住んでいる近くの診療所も迷いましたが、総合病院の方が設備は小さいところよりも整っているだろうと思い、東海病院にしました。
東海病院は総合病院であるにもかかわらず、紹介状がなくても特定療養費の徴収を行わない病院です。
特定療養費とは、紹介状がない場合、健康保険の初診料とは別に、病院ごとに定めた金額を徴収する制度です。
私がかつて、人間ドッグを毎年受けていた名古屋記念病院は特定療養費5000円が必要です。
というわけで、東海病院へ出かけました。
最寄り駅へ着いて、運よく、無料送迎車がロータリーに停車したので乗せてもらいました。
着いて受付で受診票をもらって、待つこと20分ぐらいで名前が呼ばれました。
まずは看護婦さんが視力と眼圧を検査してくれました。
医師は30代後半くらいで、丸顔で眼鏡をかけた少し太った女医さんでした。
瞳孔を開くための目薬をさして、20分ほど廊下の待合室で待ちました。
再び診察室に入って、測定器にあごを乗せて、眼球全面に眩しい光を受けながら、右向いて、左をむいてと繰り返しているうちに、自分の眼球が今どちらを向いているのか分からなくなります。
診断が終わって、光を使った眼底検査では、特に裂孔などは見られなかったということで、安心しました。
裂孔があると、視野欠損などが出てくる恐れがあります。
裂肛が広がらないようにするため、その周りをレーザーでスポット溶接のように貼り付ける手術をする必要があるそうです。
網膜光凝固術というらしく、ほんの10分程度で終わるようですが、健康保険は効くものの、3割負担で30,060円も掛かります。
今回はこの手術を免れたことになりますが、女医さんからは、しばらく様子を見て、もし変化があるようだったら再来院するように言われて、診察室を退出しました。
病院の廊下へ出てからも、目は大分ぼんやりして焦点が定まらないですが、手元は見えます。
会計を終わって、外へ出ると、天気が良いのか悪いのか分かりませんが、全体がぼんやりして、白っぽい世界が広がっていました。
天気はさほど悪くなさそうでしたが、眩しさは感じられませんでした。
地下鉄の駅へ着いて帰る道すがら、電車を待っていると、連続する赤いランプが、はじけた花火のように見えます。
バスに乗って、私の住むマンション近くで降りると、強烈な光で目がまともに開けなくなりました。
多分、少し曇っていた空が晴れて、太陽が照らしはじめたため、散瞳薬で開いた瞳孔から一時に光の洪水が注いだのでしょう。
よろよろしながらも、我が家にたどり着きました。