今日は、厚い雲が垂れこめて、今にも雪が降ってきそうな1日でした。
予報では、最低1℃、最高8℃と、昨日と打って変わって、急に冬らしい寒さとなりました。
今日は、出来上がっている我が家の確定申告書類を提出するために出かけました。
地下鉄は、火曜日の昼時とはいえ、そこそこに混んでいます。
なんとか座れましたが、立っている人も目立ちます。
老人もいれば、若者もいますが、この時間に皆、どこへ行くのか、じっと目を閉じていたり、スマホを見ていたり様々です。
私の行き先である、電気文化会館の場所をスマホで確認しました。
電気文化会館とは、妙な名前ですが、中部電力の文化施設で、主にコンサートホールでの催しが多いようです。
名古屋に住んでいて、中々来ることが無いのですが、せっかく自由な時間があるのだから、もっと文化に親しむべきかもしれません。
地下鉄から、地上に出て、ほんの数分歩くのですが、ビルの谷間を通り過ぎる風の冷たさに、身震いしました。
ビルの5階までエレベーターで上がると、すぐに確定申告会場と案内が目に入ります。
私の前に3人並んでいました。
2人前の中年の女性が、長くて色々と聞いているようです。
確定申告書類を提出するだけの窓口は1つだけで、少し太った30代ぐらいの若い男性1人だけが対応していました。
私の前の若い女性は、早く終わって、私の番が回ってきました。
提出用と控え用を確認して、日付け入りの受領印を押印してもらうだけです。
提出日欄は押印するので、特に記入しなくても良いとのことでした。
2ページ目にマイナンバーカードのコピーと、免許証のコピーを貼る台紙があるのですが、特に貼らなくても、それぞれA4コピーのままで受け取ってくれました。
窓口の係員の説明では、来年は電気文化会館の会場での確定申告は無くなるので、書類を直接税務署へ持っていくか郵送する必要があるとのことでした。
無事に書類提出を終えてほっとしました。
帰りにパソコン入力作成のエリアを覗いたら、がらがらなのか説明員が数人たむろしていました。
書類提出のみのエリアへ戻ってきたら、いつの間にか9人位が並んで待っていました。
横に並んだ机に提出書類を広げた白髪の夫婦が、係員を捕まえて色々と尋ねていました。
どうも手書きで確定書類の書類を出そうとしている様子でした。
なぜ、パソコンで国税庁の確定申告書類作成コーナーを利用しないのか不思議です。
入り口近くでは、若い女性が、源泉徴収票をみながら、やはりこちらも確定申告用紙に書き込んでいます。
パソコン入力作成のエリアへ行けば、暇な係員が手取り足取り懇切丁寧に間違いなく確定申告の入力作業を手伝ってくれるのに、こちらもよく分かりません。
開放された気分で、1階エレベーターホールまで降りてきました。
外へ出ると、暗い空からみぞれがパラパラと舞っていました。