フロアジャッキについて調べてみた

6月17日、火曜日、晴れ、妻は実家へ老母の介護士と話をするために早くから外出、私はイオンへ買い物、外へ出ると一瞬過度な暖房が効いているような錯覚に陥ります。

イオンの自動扉の内へ入ると、快適そのもの、もう出たくなくなりますが、そうはいけません、暑い中でも帰ってやることは沢山あります。

今日の名古屋は、晴れ、最低25度、最高35度、風速1m/s、湿度75%、とうとう35度、頭がくらくらするほどの熱暑到来です。

今、インプレッサの車体をジャッキアップするためのフロアジャッキを探しています。

ごくごく簡単で安いもので良いのですが、一応ネットで当たってみることにしました。

フロアジャッキはガレージジャッキとも言いますが、本来は車のタイヤ交換や整備などをするときに便利な道具です。

しかし、フロアジャッキ上げっぱなしでの作業は、ジャッキに負担が大きく、突然下がった時に危険なためリジットラック(ジャッキスタンド)を併用するのが通常です。

注意事項は3つです。

  1. 作業は平らで硬いアスファルトの上で行う:ジャッキが不安定になり、事故につながるのを防ぐ
  2. 車のエンジンをオフにする:車が勝手に動き出すのを防ぐ
  3. 必ずジャッキポイントで持ち上げる:いい加減な場所でジャッキアップすると、車体が破損し危険
  4. ジャッキスタンド(ウマ)を併用する:ジャッキだけで車を上げっぱなしにすると、ジャッキにかかる負担が大きく、部品の破損やオイル漏れの原因にもなりかねない

ハンドルが長めで、出来たらデュアルポンプを採用しているものがおすすめのようです。

ハンドルが長めですと,てこの原理で楽にジャッキアップできます。

ハンドルが長いと力点から支点お距離が長くなるのでより小さな力で車が持ち上がります。

実際ハンドルの長さが95cm程度のジャッキでは、50cm程度のジャッキの半分くらいの力で持ち上げられる感覚です。

また、フロアジャッキは多くが油圧式で、油の力で車を持ち上げています。油を送り出すポンプが2つついているデュアルポンプ式だと、1回のポンピングでより多くの油を送れます。

そのため、より少ない回数のポンピングで車を持ち上げられます。

シングルのポンプ式ですと、ストローク幅が小さく、何度もポンピングが必要です。

フロアジャッキの耐荷重は2t以上がおすすめです。

フロアジャッキは2輪づつ持ち上げるので、重いミニバンでも重量は2.5t程度のため耐荷重は2t以上あれば問題なく使えると考えられます。

ジャッキは最大でもタイヤ2輪ぶんにかかる重量しか持ち上げないため、車両重量を大きく超える耐荷重は必要ありません。

たとえば、車のなかでは重い部類であるミニバンやSUVでも車両重量は2.5t程度。タイヤ1輪や2輪にかかる重量はそれよりずっと小さいといえます。

車高が低い車に乗っている場合は、最低位が9cm以下のものを選びます。

最低位とは、ジャッキを車の下に差し込む際に必要な最小の高さのことを指します。

車検に適合している車である場合、車高は9cm以上と定められています。

最低位が9cm以下のジャッキであれば、どんな車に乗っていても使用できます。

下記のフロアジャッキがおすすめのようです。

1)アストロプロダクツ 2.0TON 超低床ガレージジャッキ GJ143 価格:28,490円(amazon)

幅:35cm、奥行:73cm、高さ:14cm、リリースバルブの仕様:一体型、支点から力点までの距離:53cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:9回

ハンドルが長く、支点から力点までの距離が長いので、少ない力で持ち上げられます。

デュアルポンプ搭載で、少ない回数のポンピングで持ち上げられます。

2)WEIWEIホールディングス ガレージジャッキ

価格:15,780円(楽天)

幅:33cm、奥行:73cm、高さ:17cm、リリースバルブの仕様:一体型、支点から力点までの距離:55cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:7回
重量30kgを超える安定感のあるフロアジャッキで、耐荷重は3tと安全性にもすぐ、最低位は8cmです。
ハンドルが十分に長く、デュアルポンプを採用しているため、パワフルにジャッキアップできます。
また、リリースバルブが一体型で、ジャッキを下げるときにハンドルを外す手間がない点でも、操作性に優れているといえます。

3)One Step ガレージジャッキ

価格:21,980円

幅:30cm、奥行:69cm、高さ:15cm、リリースバルブの仕様:一体型、支点から力点までの距離:55cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:6回

耐荷重は3t、最低位は8cmであるため、車種を選ばず使いやすいといえます。

ハンドルの長さが115cmと長いぶん支点と力点の距離が十分に確保されており、軽い力でジャッキアップできます。

さらにデュアルポンプを採用しているので、少ない回数のポンピングで済む点が特徴です。

4)ARCAN  ハイブリッドジャッキ | HJ3000JP

幅:30cm、奥行:67cm、高さ:17cm、リリースバルブの仕様:一体型、支点から力点までの距離:55cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:7回

本体が25.2kgと十分な安定感があり、耐荷重も2.7tあります。

デュアルポンプを備えているため、少ないポンピング回数でスムーズなジャッキアップができます。

また、リリースバルブが一体型で、ジャッキを下げる際にいちいちハンドルを外す必要がありません。

5)ケースペック DIGICAM オールアルミニウムフロアジャッキ  DJ-AL-1.5T

価格:23,080円

幅:24cm、奥行:56cm、高さ:16cm、リリースバルブの仕様:一体型、支点から力点までの距離:40cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:5回
デュアルポンプを採用していて、力を入れずにスムーズにジャッキアップできる点がメリットです。
ハンドルが97cmと長いぶん支点から力点まで遠く、少ない力でも持ち上げられます。
リリースバルブは一体型なので、ジャッキを下げるときも楽です。
本体の重量が11.4kgと、フロアジャッキのなかでは軽いといえます。
また、最大耐荷重は1.5tとフロアジャッキのなかでは小さめなので、軽自動車やコンパクトカー向けです。
SUVやミニバンなど、大きめの車に乗っている人は別の商品を検討するのがベターです。

6)ニューレイトン エマーソン | フロアジャッキ | EM-514

価格:8,800円(amazon)

幅:18cm、奥行:60cm、高さ:19cm、リリースバルブの仕様:分離型、支点から力点までの距離:43cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:80回

耐荷重は3tで、フロアジャッキのなかでは軽量な部類ながら最大耐荷重に安定感があります。

しかし最低位は13cmなので、車高が低い車に乗っている人は要注意です。

また、作業はやや面倒。リリースバルブが本体から分離しているため、ジャッキを下げるときはハンドルを外す必要があります。

ハンドルの長さは52cmと短く、支点から力点までが近いといえます。

さらにポンプも1つしかないため、持ち上げるのに力がいるうえ、何度もポンピングが必要です。

7)WEIWEIホールディングス フロアジャッキ

価格:5,216円(amazon)

幅:20cm、奥行:52cm、高さ:14cm、リリースバルブの仕様:分離型、支点から力点までの距離:50cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:35回

ECサイトでの販売価格は3,000円程度と、比較したフロアジャッキのなかではかなりリーズナブルです。

低価格でありながら、安全性や作業のしやすさも悪くありません。

耐荷重は2tで、最低位は8cmと、使える車種も広いです。

幅・奥行・高さの合計が86cmと小さめです。

一方、コンパクトなぶん本体も10.2kgと軽いので、どっしりとした安定感は得られません。

とはいえ、パンタジャッキや電動ジャッキよりは安定しているので、通常の使用であれば安全性に大きな問題はないでしょう。

しかし、作業の手間は多め、支点から力点までの距離が50cmと短めでテコの原理を活かしにくく、すんなりと持ち上げるのは難しいです。

また、ポンプが1つしかないのでポンピングする回数も多めです。

リリースバルブが分離型なので、ジャッキを下げる際にハンドルを外す必要があります。

8)大橋産業 ローダウン車対応 油圧式ジャッキ 1335

価格:15,836円

幅:21cm、奥行:56cm、高さ:12cm、リリースバルブの仕様:分離型、支点から力点までの距離:44cm、最低位から最高位まで達するまでのポンピング回数:35回

折りたたんでみると幅・奥行き・高さの合計は89cmで、収納ケースもついています。

コンパクトながら耐荷重は2tで、SUVやミニバンでも十分使用できます。

本体の重量は11.7kgと軽量で、持ち運びもしやすい点がメリットです。

一方コンパクトで軽いぶん、比較したフロアジャッキのなかではどっしり構える安定感に欠け、高くジャッキアップする際には要注意です。

ポンプが1つしかないぶんポンピング回数が増えるため、体力を消耗しやすいです。

ハンドルが50cmと短いこともあり、持ち上げるときには大きな力を要します。

また、リリースバルブが分離型なので、ジャッキを下げるにはハンドルの取り外しが必要です。