最近声がかすれて上手く話せない

6月7日、土曜日、曇り、少し蒸し暑さを感じるようになりました。

最近、どうも声がかすれて、じっとしていて第一声が上手く発することができません。

声が出にくい、あるいは声がかすれるという状態は、医学的には「嗄声(させい)」と呼ばれます。

これは、声の高さ、大きさ、音質に何らかの変化が生じている状態を指します。

年齢を重ねるとともに、声帯も変化します。

声帯の筋肉が痩せたり、粘膜の潤いが失われたりすることで、声帯がうまく振動しなくなり、声がかすれたり、弱々しくなったりすることがあります。

これは「加齢性音声障害」や「声帯萎縮」と呼ばれる状態で、特に高齢の方に見られます。

適切なトレーニングやケアで改善することもあります。

声のかすれが長期間続く場合や、他の症状を伴う場合は、何らかの病気が隠れている可能性も考えられます。

代表的なものには、声帯ポリープ、声帯結節、喉頭がんなどがあります。

また、甲状腺の病気や、神経系の病気(反回神経麻痺など)が原因で声がかすれることもあります。

これらの病気は早期発見・早期治療が重要です。

声帯ポリープは、声帯にできる良性の腫瘤で、片側にできることが多く、声の使いすぎが主な原因です。

声帯結節は、声帯にできるペンだこのような硬い隆起で、両側にできることが多く、慢性的な声の酷使が原因です。

喉頭がんは、喉頭に発生する悪性腫瘍で、喫煙との関連が深く、進行すると呼吸困難などがあります。

反回神経麻痺は、声帯を動かす神経の麻痺で、原因は多岐にわたり、手術の影響や腫瘍による圧迫などが原因です。

声のかすれに加えて、以下のような症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診します。

のどの痛み、飲み込むときの違和感(炎症、腫瘍など、呼吸困難、息苦しさ(喉頭や気道の狭窄、腫瘍など、血痰(痰に血が混じる、炎症、腫瘍などからの出血)、首のしこり(リンパ節の腫れ、腫瘍の転移など)、原因不明の体重減少(悪性腫瘍の可能性)、等々がある場合です。

今日の名古屋は、曇り、最低20度、最高28度、風速2m/s、湿度47%。

午後からスポーツジム、ジムは今月3回目、シルバーパスは2回使用、今月の累計14回、余裕は、2×7-14=0回です。