盗難警報装置

5月5日、月曜日、早朝、最悪の悪夢が現実のものとなりました。

5時半、妻に警官が訪ねてきていると言われて起こされました。

半覚醒の状態で、急いでジーパンと上はパジャマのままウインドブレーカーを羽織って出ていきました。

下へ降りていくと、耳をつんざく大騒音が鳴り響いていました。

駐車場へ行くと、それは悪夢としか言いようのない光景でした。

機械駐車場の上段に乗ったインプレッサが、怒ったようにランプを点滅させ、張り裂けんばかりの音量でホーンが鳴り叫んでいました。

警官が二人、30代と思われる警官が私の所有する車かと確認してきました。

それに答えて、とにもかくにもまずは騒音を止めなければいけません。

上段の車を下げる操作をすると、機械がガタンと動いて、途端に鳴りやみました。

もう一人の中年警官が、上で何かと接触していたのではないかと言いましたが、一番高いシャークアンテナには接触した形跡がありませんでした。

若い警官に、ドアが半ドアになっていないか確認するように求められましたが、私が電子キーを持っているので、自動的に解錠されてしまうので、明確な確認はできませんでした。

バックドアについても半ドアの確認を求められましたが、同様です。

2人の警官は頭を傾げていました。

若い警官に生年月日、住所を確認されましたが、それ以外の注意やお叱りも無く、割と丁寧な対応で2人の警官は帰っていきました。

当マンションの理事長も降りてきましたが、盗難未遂を疑い、防犯カメラを確認してみようかと言いながら戻って行きました。

9時半ごろに、管理会社の担当に電話をしましたが、生憎とゴールデンウィーク中で休日でした。

それから、スバルのディーラーへ電話をしました。

若い女性の受付が電話口に出てきたので、事情を話し、車を調べてもらいたいと依頼しました。

しばらくして、折り返しスバルディーラーから電話があり、予約できるのは最短5月の中旬であるとのことでした。

その日に予約しましたが、ついでに、6か月点検ができないかの確認もお願いしました。

メカニックの話では、盗難警報装置いわゆるイモビライザーの誤動作ではないかとのことでした。

バックドアの開閉確認スイッチが経年劣化でONOFFが甘くなると、今回のような誤動作が考えられるとのことでした。

この盗難警報装置の機能をON OFFすることは簡単にできるとのことでしたので、取説を見ながら試してみることにしました。

しかし、レクサスやランクルのような高級車ならまだしも、インプレッサごときCクラスのコンパクトカーに盗難警報装置など装備されていないと鼻から思っていたので驚きでした。

妻の提案で、マンションの掲示板へ今回の未明からの車のクラクションの騒音に対してお詫びの掲示をすることにしました。

今回の正に最悪のタイミングで起きた出来事は、マーフィーの法則の悪夢の再現でした。

今日の名古屋は、曇り、最低15度、最高24度、風速0m/s、湿度51%。

こんな日であったにも拘らず、図書館へ図書返却と予約図書の受領のため出かけました。

シルバーパスは2回使用、今月の累計利用回数は14回、余裕は2×5-14=-4回です。