私が妻に感染させたのは風邪ではなく新型コロナウィルスだった

1月16日、木曜日、今朝は何度も目が覚めました。

起きる直前には10分ごとに混沌と覚醒があったように感じられました。

まだ暗い4時頃に、寝ていて喉に急に違和感があり咳が出たので、洗面所へ行き数回うがいをすると収まりました。

朝の体温は最初測った時には37.4度の微熱でした。

もう一度測りなおすと36.9度に下がりましたが、今朝は少し汗をかいていたようでした。

発熱で、体の免疫機能がウィルスと戦ったのでしょうか。

それにしても、喉が痛い症状が出て6日目、それまで平熱であったものが、今頃、突然微熱に変わる理由がよく分かりません。

頭痛も喉の痛みも無く、鼻水は粘度が高くなっている状態は変わりありません。

鼻から耳に通じる管が詰まっているのか、両耳とも聞こえが悪く、時々キンと痛くなるのは悪い兆候で中耳炎のリスクがあります。

しかし、現状は正常ではないものの、それ以外は体調にこれと言って辛い症状がないのは幸いです。

まだ会社生活を送っていた頃は、この程度の体調であれば、市事に出ていたかもしれません。

今日もスポーツジムには行かず、家で大人しく過ごします。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低2度、最高7度、風速0m/s、湿度51%。

午後、妻が寒気がするというので、体温を測ったら67.4度の微熱が出ていました。

とうとう、私が風邪をうつしてしまったと思い、すぐに以前コロナワクチン接種を受けた内科に電話をして、バスと電車を乗り継いで出かけました。

妻は、割と大丈夫そうでしたが、これから症状が辛くなる恐れもあり、気が気ではありませんでした。

電車で一駅のところにある駅前の医院で、それほど時間がかかるわけではありませんが、妻がトコトコ走って飛び乗った電車に、私は後ろから乗り遅れました。

電車の窓を通して、妻が片手を少し挙げて、ポカンと口を開けた私をこれといった表情もなく見ていました。

妻の隣に立っていた何人かの女性が、安全ゲートに引っ掛かった私に驚いて、目を見開いた顔をこちらへ向けていました。

次の電車はすぐにやってきたので、しばらくして隣の駅のホームへ降り、妻と落ち合うべく医院へ向かおうとしたのですが、いつの間にか妻が私の右隣を歩いていました。

少し奇妙な感じではありましたが、広い道路を渡り、ビルの2階にある医院に着くと、待合室には3人いるだけでした。

受付で妻が、受付を終わってすぐに奥の処置室へ案内されました。

出てくるまで、かなり時間がかかりました。

戻ってきた妻が、私に一枚の紙を見せ、コロナだったと一言、驚きました。

待合室には、もう誰もいなかったのが幸いでした。

私も急遽検査を受けさせてもらうことにしました。

妻も一緒についてきて奥の処置室に案内され、医師から症状があったのはいつからだったかと聞かれました。

11日土曜日に喉がヒリヒリ痛くなって以来、既に6日が経っていました。

鼻からの検体採取によりコロナ簡易検査を受けたところ、私もコロナ陽性でした。

発熱が無かったので、ただの風邪と思っていましたが、私が妻に感染させたのは新型コロナウィルスでした。

私も妻も初めてのコロナウィルス感染でした。

医師に処方箋を書いてもらい、1階にある薬局は中へ入ることができず、寒い外で待つ羽目になりました。

妻のスマホに電話が入り、薬局の入り口から薬剤師が薬を持って出てきて、薬代を既に暗くなった寒空の下で支払うのは奇妙な光景であったかもしれません。

帰りは、途中で夕飯用の弁当を購入して、電車とバスを乗り継いで我が家へ戻ってきました。

シルバーパスは4回使用で今月累計28回、余裕は2×16-28=4回です