11月30日、土曜日、とうとう今日で11月も最期となりました。
明日からは12月、今年も残り1か月です。
午前中にインプレッサに乗って妻と近くのイオンへ買い物、今日は5%引きで買う量が多いので車を出しましたが、次第に横着になりつつあるような気がします。
午後から、今月最後のスポーツジムに行きます。
ジムは今月14回目、シルバーパスは3回使用、今月累計60回、マージンは、2×30-60=0回です。
今日の名古屋は、晴れ所により曇り、最低7度、最高11度、風速0m/s、湿度76%。昼時は日が差すリビングに居れば温かいのですが、夜半になると途端に冷え込みます。
図書館へ今日が期限の図書があったため寄りました。
今日は土曜日ですが、トレーニングルームは混んでいました。
それでも、予定通りのメニューを終えて、6時過ぎに退館しました。
ロッカールームで、特殊学校の生徒であるのか、同じことを何度も大声で繰り返す若者がいました。
「三体」の第一巻の続きについて書いていきます。
三体人の世界は、地球では想像しがたい、過酷な世界でした。
その世界は質量がほぼ等しい3つの太陽に支配される世界でした。
三体人たちが住む惑星は、この三つの太陽の引力の影響により安定した軌道を周回することができません。
もし一つの太陽が惑星を捕え、その周囲に周回させた時には、三体人は定期的な日夜を持つ温暖な環境の、「恒紀」と呼ばれる穏やかな発展期をを享受することができます。
しかしこの安定は続かず、やがて三体人の惑星は、3つの太陽の不安定な重力場の中を彷徨い始めます。
日の出・日没は定まらなくなり、日照が続いたり日が昇らない夜が続き、太陽に接近して岩石が溶解する程に熱せられたり、逆に遠ざかって窒素と酸素が凝固するほどに、あらゆるものが凍てつく極寒の気候になるような、「乱紀」となります。
三体人は、体液を排出し身体を繊維化する「脱水」機能を持っていました。
「乱紀」の時には三体人は集団で「脱水」して貯蔵され、恒紀が到来した時「再水化」して復活させ、文明は気候が温和な「恒紀」でのみ発展しました。
極寒と灼熱がすべてを滅ぼすことが繰り返され、このため三体人の文明は数百回の滅亡を避けられませんでした。
三体人たちは、知性と論理を駆使してあらゆる現象を分析して、三太陽の運行の法則性を発見することに心血を注ぎましたが、いずれも徒労に終わりました。
三体問題には解が存在しないのでした。
それでも、200サイクルもの文明の滅亡と勃興を繰り返し、三体人は地球よりもはるかに進んだ科学技術レベルまで到達しました。
かつて三体星系には12の惑星がありましたが、11は既に太陽に呑み込まれました。
三体人の棲む惑星は、予想不能な気まぐれな3つの太陽の運行に翻弄され、いつ膨張した太陽に吞み込まれ、三体人とその文明が永遠に滅亡するか分かりません。
彼らにとって残された唯一の道は、三体星系を離れて移民できる新しい惑星を見つけることでした。
三体人は、過酷な環境下に晒されてきたため、全体主義的な社会体制のもとに、惑情を排除した元首によって統治されていました。
三体世界に必要な精神は冷静さと無感覚でした。
その様な状況の中、葉文潔が発信した電波のメッセージにより、僅か4光年の近傍に、たった一つの恒星を巡り永遠に恒紀が続き豊かな水に恵まれ生命が栄える夢の様な楽園が存在することを知りました。
三体文明は、地球より遥かに進歩した科学技術を結集して1000隻の三体星間艦隊を結成し、征服のため地球へと送り出しました。