7月21日、日曜日、快晴、朝から風も無く暑く、リビングの室温は32度となっていました。
歳を取ると、体の異変に気づき易くなります。
今朝、洗顔時に、鼻の頭に、小さな水滴のようなおできができていることに気づきました。
ふと、めんちょう(面疔)ではないかと思いがよぎりました。
食後の後、ネットで検索すると、めんちょうの犯人は「黄色ブドウ球菌」であると記載されていました。
黄色ブドウ球菌は食中毒でよく知られていますが、人の皮膚にも存在している細菌です。
この暑い最中、コロナ対策のマスクをして、皮膚が湿った状態が長く続くと、皮膚の小さい傷から黄色ブドウ球菌が毛包に感染増殖して毛包炎になり、化膿しておできとなります。
おできが顔の中心部分である鼻の頭やその周辺である眉間から口のあたりにできたものを、めんちょう(面疔)と呼んでいます。
鼻の周辺は、細い血管が多く張り巡らされて皮膚も薄いので、菌が侵入すると、血管を通って脳の中にまで入って、最悪、脳炎や脳髄炎をおこし命を落とす恐れもあります。
めんちょうの治療は、塗薬や飲み薬で、抗生物質や抗菌剤が配合されています。
似た疾患に、よく知られたニキビがあります。
ニキビの原因は、アクメ菌で、この菌も人の皮膚に多く存在します。
これ以外に鼻のできものとしては、粉瘤、鼻せつがあります。
いずれも、見た目が良く似ているので、皮膚科で判断してもらうのが最良です。
ネットで前知識を得た処で、早速、日曜日でも開院している皮膚科にバスと電車で出かけました。
幸い、バスと電車の繋がりが良く、午前中に皮膚科に着き、治療を受けることができました。
待合室は混んでいて、昼過ぎギリギリまで来院する人が途切れません。
診療室に入り、男性医師により、少し切開して中の膿を出し、あとは飲み薬と塗り薬を処方されました。
私の場合は、医師の見立てはニキビとのことでした。
今日はシルバーパスを6回使用、今月計52回、マージン21×2-52=-10回です。