視力が低下すると認知症を患うリスクが高くなる

8月16日、水曜日、早朝6時過ぎ、外の路面は濡れ、曇り空からまだ降っているかと思われたので、傘を持って外へ出ました。

妻が、90代の老父母の実家に頼まれて持ってきた使用済みの電池が入ったビニール袋を、ゴミ集積場の端へそっと置きました。

久しぶりに走る公園1周のジョギングは、まだかろうじて走れることを自分で確認するためです。

やはり紺のTシャツにランニングパンツの男が走っていました。

私が公園を抜けるまでに、周回してきた男に遭遇することはありません。

杖を突いてゆっくり歩く80代か90代の老爺を追い越し、公園の端の坂道を登って、最後は少しだけラストスパートをかけました。

戻ってきてから、シャワーを浴び、リビングのベランダのサッシの前に立つと、台風の名残か風が吹き込んでいました。

今日の名古屋は、にわか雨、最低26度、最高30度、風速1m/s、湿度79%、台風7号は、鳥取県に被害を残し、日本海側へ抜けました。

認知症に影響与える要因として、視力が低下すると認知症を患うリスクが高くなるそうです。

聴力については、よく話を聞きますが、視力というのは意外でした。

アメリカで約3000人の高齢者を対象に視力と認知能力について調査した研究論文が発表され、遠くを見る視力に軽度の問題がある人の19%、中程度あるいは重度の問題がある人の33%に認知症の兆候が見られたということでした。

私も、近視のため、認知症のリスクがあるということでしょうか。

また、白内障手術を受けて視力が回復した人の認知症発症率が時間の経過とともに低くなるとのことです。

90歳を超える義父が白内障手術を受けていいるので、これは朗報といえそうです。

いずれにしても、良く見えることが、認知機能の低下を遅らせ、認知症のリスクを軽減するということのようです。