名古屋の地下鉄は、超満席状態から、がら空き状態まで、ほんの数駅で変わる不思議空間

11月6日、日曜日、今日も快晴、この上もなく、気持ちの良い朝ですが、このところ、寝るのが遅いと妻から窘められています。

90代の義父義母のように、9時過ぎから寝てしまうような生活をしていれば、長生きもできるのでしょうが、パソコンを弄り回しているとつい遅くなってしまいます。

テレビを買い替えるために調べ回っていましたが、ある事情があって、それほど性急に買い替える必要が無くなりなりました。

ふっとストレスから解放された感じですが、安い製品が見つかれば即購入の態勢は維持します。

今日の名古屋は、晴れ、最低9度、最高20度、風速1.11m/s、湿度29%、妻はウォーキングでスーパーへ、私は午後から図書館へ。

どうも、寝不足があるのか、昼頃と、夜12時頃に眠気が訪れます。

早く、正しい生活習慣としなければ、この先それが元で健康を害するかもしれません。

少し時間の余裕がある今のうちに、やり残していることを済ませておこうかと思っています。

まずは、毎週土曜日の前後にやっている血圧データのパソコンへの入力です。

瞬く間の1週間ですが、エクセルシートにデータを入力していると、過去の時の情景がふとよみがえります。

妻がスーパーの買い物から帰ってきてから、図書館へ出かけました。

今日は日曜日で5時までですから、あまり長居はせず、返却図書と予約図書受領を窓口で済ませ、書架は1か所のみ見るにとどめました。

トイレに入って、出てくると、もう閉館前の窓口の長い列ができていました。

図書館を後にして、駅に向かって歩いていましたが、まだ明るく時間が早いので、せっかく出てきたのだからと思い立ち、名古屋駅の三省堂まで行ってみることにしました。

地下鉄の電車はまだ座れる状態だったので、スマホを出して、バラバラ状態の三菱の古いシェーバーのバッテリーについて調べました。

型式は分かったのですが、残念ながら、古すぎるのかネットで売っているショップが見つかりません。

何かをしていると時間が早く経つものです。

名古屋駅のホームの人の流れに飲み込まれるように、改札口へ移動しました。

先日のハロウィンの夜、韓国ソウルの150人以上の死者を出した群衆密集事故を思い出しました。

名古屋駅周辺は、非日常の空間演出を凝らしたゴージャスな場所です。

エスカレーターに乗って8階まで登ると、相変わらず人の多い三省堂書店の広大なフロアがありました。

書架を辿って、歩いているだけで、1日以上掛かるのではないかと思われるほどです。

新刊の雑誌をパラパラ見るだけで、もう帰らなければならない時間が過ぎていました。

エスカレーターを辿って、地下鉄まで降りホームに立つと、長蛇の列が並んでいました。

電車が入ってきて、最後のドアのところに立つことが出来ましたが、まるでラッシュアワーです。

走り始めたギュウギュウ詰めの車両の中で、近くの高齢者の夫婦が不安そうに顔を見合わせていました。

やはり、先日の、ソウルの事故は、多くの人々が将棋倒しになって、弱い女性等が圧死状態となってしまったのでした。

お隣の国の事故とはいえ、似たような状況はあちらこちらにあるものです。

常に自己防衛の意識が必要ですが、私も一つ電車を見送るべきだったかと後悔しました。

しかし、よくしたもので、次の伏見でパラパラと人が降りて、大分隙間ができて中へ移動できました。

更に次の栄ではかなりの人が降り、丁度目の前の席の人が降りたので座ることができました。

私が着席すると、隣の人が立って席が空き、小さな若い女性が座ろうとすると、友達と話していた近くの背の高い女性が先に座ってしまったため、眉をひそめて悔しそうな顔をしました。

電車の中ではほとんどの人が無表情ですから、感情の見える珍しい表情です。

更に数駅過ぎると、今度は空席が目立つようになりました。

目的の駅へ着く頃には、まるで嘘のように、ガラガラ状態になりました。

名古屋の地下鉄は、超満席状態から、がら空き状態まで、ほんの数駅で変わる不思議空間です。