どうも左膝の痛みがいつまでもとれないのが気に掛かっていますが、多分運動不足なのでしょう。
以前右膝もこのように痛い時期があったので、ほんの少しずつでも解消に向かうものと信じています。
特段、歩くことはできますし、時々の痛みを辛抱すれば、生活に支障は全くありません。
むしろ少し歩いた方が痛みは和らぐような気もします。
名古屋の天気は、晴れのち曇り、最低28度、最高37度、風速5m/s、湿度49%、暑くて朝は風も無く、リビングは34度を超えていたので、即エアコンを入れました。
今日は、先日病院で、肺のCTを撮ったので、その結果を聞きに行くことになっていました。
水曜日の10時とあって、バスも電車も空いています。
若者と老人の姿が目立つ程度で、ゆっくり座ってスマホを見る余裕もありました。
老いも若きも皆スマホを覗き込んでいる光景は奇妙なものです。
一頃前は社内でのケイタイは誤遠慮くださいというのが、お決まりのアナウンスでしたが、あれはケイタイの会話が周囲の乗客に迷惑になるというのが趣旨だったでしょうか。
今どきは、皆一斉に四角い画面に向かってダンマリ状態で、指だけがせわしなく動いています。
バスを降りて、地下鉄数駅で乗り換え、再び数駅で、病院最寄りの駅に着いて、エスカレーターでギラギラした地上へ出ました。
今日も病院への無料送迎車は駅アーケード内のいつもの場所に見られなかったので、歩くことにしました。
とは言っても、歩いてほんの7分の距離です。
日中のこの時間に、すれ違うのは、数人の若い主婦と、高齢者のみです。
予定よりも20分ほど早く着きました。
総合受付を済ませて、トイレに入ってから、内科の受付に受診票を出すと丁度良い時間になりました。
名前を呼ばれて、診察室へ入ると、30代ぐらいの若い男性医師でした。
CTの結果は、去年と全く同じであるので、CTでまだ見られる影は良性のものと判断して、今後は毎年のレントゲンによる定期肺がん検診を受診するだけでOKとの判断でした。
喫煙をする習慣も無く、定年退職後は、2次喫煙の機会もほとんど無かったにもかかわらず、2年前のレントゲン肺がん検診で突然現れた肺の影に驚いたものですが、これでようやく安心できました。
会計で私の自己負担が2割になったので、60代の扶養配偶者も2割になるのかと尋ねたら、残念ながら70歳を越えるまでは3割ですと返事が返ってきました。
帰りは珍しく、病院の無料送迎車に乗れました。
利用者は私一人で、パッソの後席は広々として快適です。
このように利用者が少ないと、50代の気の良さそうな中年男は、そのうち失職するか配置転換になるかもしれません。
病院には老人施設も付属しているので、失業することはないでしょう。
再び、地下鉄に乗って、ある駅で降り、妻に頼まれていた銀行の通帳記帳を済ませてから、まだ時間が大分早いので、出たついでに栄のジュンク堂へ行って見ました。
栄駅は、いつ来ても大勢の人でごった返しています。
早々に地下街へ出てジュンク堂の店内に入りました。
昨今、本の売れ行きが激減していると聞きます。
それを反映して店内の客もまばらです。
このような大型店舗もいつか淘汰されて、本や雑誌はネット通販だけとなったら、とても味気なくなります。
ジュンク堂を出てから、まだ早いし、せっかくここまで出てきたのだからと2つ駅向こうの名古屋駅の三省堂へ久しぶりに行ってみることにしました。
名古屋駅は、モダンで、あちらこちらに洒落たアートやモニュメントが有ります。
磨き抜かれたゴージャスな床を歩み、長いエスカレーターを上へ上へと昇って8階まで到達すると、きれいに陳列された本の間を人が行き交う三省堂の広大なフロアがあります。
しばらく訪れない間に、書庫の陳列位置が変わったらしく、いつも見慣れた雑誌が見当たりません。
広い書棚の間を右往左往して、ようやく専門書の並んだ片隅に追いやられたようにその雑誌は見つかりました。
立ち続け、歩き続けたためか、腰が痛くなったので、トイレに行き、出てきてからそのまま帰ることにしました。
帰りの地下鉄に乗って、午後の3時過ぎ、まだ時間があるので、図書館へ寄っていくことにしました。
地下鉄を降りて、図書館へ街路樹を眺めながらゆっくりと歩きました。
時々高齢者と行き交いますが、自分の歩き方が彼等に近づきつつあると感じ、意識的に大股で早目に歩むようにします。
古い図書館の中は、それなりに整って、静かで落ち着きます。
本棚の間を、本を探して歩き、屈んだり立ったりを繰り返すのも、適度な屈伸運動のようで、モチベーションとして悪くはありません。
結局、6時過ぎまで図書館ですごし、帰りにスーパーへ寄って、切らしてしまった朝食用のバナナと、妻のお気に入りのヨーグルト、カカオ79%の板チョコを買って帰宅しました。