湿疹の受診のため皮膚科クリニックへ

今朝は起きてリビングに入った途端、パッと明るい日差しが射していました。

やはり天気が良いと気分が良くなります。

今日は、首の湿疹が痒くなってきたので、皮膚科クリニックへ行って軟膏を処方してもらいます。

妻は実家の老父母の様子をみるため外出し、私は少し遅れてクリニックへ車で出ました。

クリニックへは電車・バスでも行けますが、時間が掛かるので、10分少々しか掛からない車としました。

クリニックの近くのスーパーマーケットの駐車場に停め、徒歩でぐるっと回ってクリニックへ入ると、数人が待合室に居ました。

このクリニックへは、去年5月以来の来院です。

受付で、首の湿疹を診てもらうために来院した旨を伝えました。

待合室でしばらく待ち、名前を呼ばれて診察室へ入ると老齢の医師が大きなPCモニターの前に座っていました。

医師は、80代位に見えますが、PCのシステムを仕事で使いこなしているように見えるので凄いなと思いますが、逆に言うと快適に使えるよう上手く作られてるのかもしれません。

医師に首の湿疹の具合を診てもらい、去年この皮膚科へきた時に出してもらったのと同じ軟膏を処方してもらいました。

また、去年来院した時と同じ中年の看護婦さんが、患部に軟膏を塗ってくれました。

老齢医師と中年看護婦の阿吽の呼吸です。

医師の見立てでは、処方した軟膏を1日3回から4回塗れば、4日から5日ぐらいで治るだろうとのことでした。

ものの5分ぐらいで診察室を出て、受付で清算をして、隣の薬局で薬を受け取ります。

薬局でも、去年対応してくれた中年の薬剤師らしい男性が、薬の説明をしてくれました。

今日の診察料は1,230円、薬代は340円でした。

いつも思うのですが、私は長いこと技術屋をやっていたので、ついアワーレートを考えてしまうのですが、5分で1,230円ということは、アワーレートで14,760円にもなります。

しかもこれは3割負担の金額ですから、実際の診療費でアワーレートを計算したら一体いくらになるのか。

治療費が高いと思う以前に、お医者さんの稼ぎだすお金とは凄いものだなと、ただただ感心するばかりです。

薬局を出て、これで用事を済ませたとばかりに、ゆっくりと来た路を戻りました。

この辺の景色は、病院の医師、看護婦、薬剤師も含めて去年と全く変わりがありません。

このクリニックの周りでは、去年の5月から、ずっと同じ時間が流れていたようです。

再び、スーパーマーケットへ戻ってきて、中をぶらぶら見ながら、駐車場へ戻りました。

80代か90代の高齢者が、アルファロメオの古い2ボックスカーを何度か前後させて、駐車操作していました。

バックして駐車スペースに納まると、隣のワンボックスと較べて、車高の低いアルファロメオはちんまりとして小さく見えます。

中に納まっているしわだらけの老翁の目だけが、ぎろぎろと目立つのでした。