認知症は誰でもなるが、個人の努力で遅らせることができる可能性がある

1日の終わりは早く、朝の始まりも、何か一つをやっている間に日は無為に過ぎていきます。

今日は月曜日、既に10月に入って、まだまだと思っているうちに、もう11日になりました。

いつもより寝過ごして、悪しき習慣にひょいと手を引かれた朝でありました。

2日前に楽天からメールが来て、キャンセルによるコンビニ払い込み金の返却振込口座の連絡を済ませました。

銀行の個人データをあまりネット上で晒したくないので、旧ジャパンネット銀行の口座を指定しました。

まだ振り込んだという連絡が入っていませんが、振込先がネット銀行ですからそれほど時間がかからないと思っています。

今日の名古屋の天気は、曇り所により晴れ、最低23度、最高29度、風速0.56m/s 、湿度59%、何だか暑い一日です。

私も70歳になってしまって、ネットを眺めるのも趣味にしていますが、歳をとればやはり、認知症の発症が心配になります。

時々、人の名前を忘れてしまうことが多くて、どきりとします。

認知症になるのを少しでも遅らせる方法があれば、藁にも縋りたい思いになるのは、誰しも同じだと思います。

2012年の古い統計ですが、65歳以上の高齢者の認知症患者数は約462万人、軽度認知障害(MCI)は約400万人とされています。

高齢者全体の4分の1が認知症やその予備群の軽度認知障害(MCI)ということですから、これは大変なことです。

認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症は全体の5~7割を占めるといいますから、もう他人事ではなく、自分自身も次第にそちらへ押し寄せられていると思った方が良いレベルです。

誰もがかかってもおかしくないほどの認知症ですが、医学が進んでも、今だ完治する薬は開発されていません。

ただ遅らせる薬はあるようで、症状により4種類の薬が使われているようです。

そんな薬があるのなら、すぐにでも試してみたいと思う人は少なくないと思いますが、色々と副反応もあるので、医者の診断が必要です。

予備軍のような私たちが、できることは、非薬物療法だけです。

代表的なのは、脳トレ、運動療法、作業療法などです。

脳トレは、ともかく頭を使って脳を刺激することによって、認知機能の低下を防ぐものです。

ゲームも良し、数独も良しですが、馴染んだ趣味や習慣に一工夫して脳を使う機会を増やすのが無理なく継続できます。

ネットのブログ作りも良いのではないかと思います。

運動療法は、ともかく体を動かし、脳に良い刺激を与えることです。

運動を行うことで認知症と診断されるリスクが21%低くなるそうなので、認知症を免れたいと思ったら、動きまわることです。

軽いジョギングやウォーキング、ストレッチなど、いつでもどこでもできる運動が継続しやすいです。

作業療法は、家事、園芸、手芸、趣味と楽しみながら、手先を使う活動を行うことで脳が活性化されます。

私も、昔から絵を描くのは嫌いではないので、紙一枚、鉛筆一本で始められる、どこでもスケッチにチャレンジしてみようかと思っています。