映画「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」はスピード感あるアクションミステリ映画

朝から曇っていましたが午後からは晴れました。

名古屋の天気予報は、曇り、最低12度、最高18度、風速1.11m/s、湿度47%、今時異常な暖かさで、午後から出かけても良かったのですが、車屋へ行くということで少し心が萎えました。

もたもたしているうちに16時を過ぎると、夕暮れ時は駆け足でやってきて、もう出かけられません。

歳をとると、何かやることがとても億劫になってしまい、行動が中々できないということを実感します。

いつでもどこでも、すっと体が動いて行動できることが大切ですが、それができなかったことによって後から後悔することが多々あります。

昨日gyaoで映画「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」を観ました。

映画というのは、人々を楽しませるためだけに作られたものですが、昔々サーカスがやってくると子供達がドキドキするように、大人になってしまった今でもワクワクがあります。

映画の中で描かれている最初の舞台は、馬車がガラガラと街中を走る19世紀のロンドンで、その情景も実によく作られています。

まだ人々の目に珍しい自動馬車こと自動車にホームズが乗って、ロンドンの街を白い煙をまき散らしながら、ゆっくりと走っていく様が、いかにも19世紀の空気を感じさせて中々良いです。

映画のストーリーは、著名だが冷酷無比な学者であるモリアーティ教授が、スイスのライヘンバッハ和平会議に、暗殺者を送り、他国の首相を暗殺させることによって、世界戦争を勃発させようとすることをホームズが阻止するまでが描かれています。

アクション・ミステリ映画ですが、どちらかというと、スピード感あるアクションに重きを置いてつくられていますから、推理小説のような展開を期待している人には少し合わないかもしれません。

あまり色っぽい場面はありませんので、子供も大人も楽しめ、最後はハッピーエンドとなるので、安心して観られます。

どちらかというと、スーパーマン等のヒーロー映画のようなストーリー展開で作られた映画と言っていいかもしれません。

この辺は高齢者が水戸黄門の勧善懲悪ドラマを繰り返し観るのと、相通ずるところがあります。

しかし映画は色々で、楽しくワクワクすることに徹して作られていることは、映画の本来の娯楽たる由縁です。