今日は昼頃は晴れ間が見えましたが、その後は一日曇り日で、どんよりと空を覆った雪雲が心を重くします。
どうやら名古屋にも初雪があったようですが、同じ市内でも私の住んでいる所では雪が降っていたことは気づきませんでした。
岐阜市で午前8時50分ごろから雪が降り始めたそうです。
名古屋市千種区の地方気象台では午前10時25分ごろから10分間、降雪を確認したとのことでしたが時間が短かったので、雪が降っていることに気づいていた人は少なかったかもしれません。
名古屋は平年より52日遅く、岐阜は62日遅かったとのことです。
これまで最も遅い初雪観測日は名古屋が1901年(明治34年)の1月21日、岐阜が1935年(昭和10年)の1月16日でした。
記録的な暖冬の影響で、いずれも観測開始以来最も遅い初雪となり、名古屋では119年前、岐阜では85年前の記録を更新しました。
マンションの防犯カメラの資料を管理会社へ渡して、今はほっとしていますが、カメラの選択については良しとして、どうでもよいと思われるモニターが気になりはじめました。
提案した資料の中には、カメラを購入する同じショップで売っている中華製と思われるモニターのカタログのコピーを入れておきましたが、購入後に壊れていたり、しばらくして故障してしまったらと不安になります。
いっそのこと、今では誰でも持っている、スマホやタブレットで、防犯カメラの映像を確認モニターできないかと思ったのですが、これが中々悩ましいことが分かりました。
BNC端子を直接スマホのマイクロUSBに変換するコネクターは簡単ではありません。
通常はBNC端子からRCA端子(AV端子と言ったりコンポジット映像端子と言うことがあります)に変換するコネクターは中華製の安いモニターでも付属することが多いのですが、マイクロUSBへ変換するコネクタはまず付属しません。
RCAは通常、映像、音声右、音声左の3本ですが、今回の防犯カメラには集音マイクは付いていないので、映像だけモニターに映し出すためには映像用の1本だけです。
テレビやモニターに付いているのは、RCA、HDMI、VGA、DVIなど訳が分からなくなるくらい色々な種類の端子が付いている場合があります。
最近最も多いのはHDMIで、ほとんどのテレビやモニターに付いています。
BNCからUSBは、アナログ信号をデジタル化することになるので、ドライバーソフトがないと上手く機能しないように思います。
コネクタと言ったりアダプターと言ったり、とても紛らわしいですが、アダプターはコネクターの一種で、機能や規格の異なる機器を接合させるための器具ですから、今回の場合はBNCアダプターと言った方が正しいのかもしれません。
正確にはコネクタとは、基板対基板、基板対電線、電線対電線、機器パネル対電線などの接続・分離を可能とするための部品です。
またアダプタとは、互いに互換性のないコネクタ同士の形式を変換して接続する部品、あるいはコネクタ間に挿入して配線接続を変換する部品です。
話はアダプターだけで長くなってしまいましたが、防犯カメラのBNC端子からの映像出力をタブレットやスマホ(USB入力)でモニターしたい場合は調べてみると下記のようになるようです。
映像を扱う機器から、映像や音声をデジタルデータとして取り込んでコンピュータに保存することを「キャプチャ」といいます。
BNCからUSBへアナログからデジタル変換をするためには、変換コネクタ、ケーブル 、コンポジット→USBのキャプチャー、もしもHD-SDIからだと、同軸ケーブル(BNC-BNC) 、HD-SDI → HDMIキャプチャー、HDMI1ケーブル 、HDMI→USBのキャプチャーが必要になってきます。
なにかとんでもなくお金がかかりそうですが、実際にネットで調べたら、RCA→USB2.0ビデオキャプチャーが¥1,249でした。
そう大した金額ではありませんが、アマゾンのカスタマーレビューを読むと、あまり芳しくない内容でした。
上手いったというものもあれば、全く使い物にならなかったというレビューがあり様々です。
実に不安定で確実性が無いように感じられました。
防犯カメラの映像を、個人持ちのタブレットやスマホで観るのは、ソフトインストールや相性の厄介さもあるので、自分一人だけならまだしも、他の人にそれを強いるのはあまり実用的ではないように思います。
個人用であれば、変換アダプターはさほど高価ではないので試してみても良いですが、マンションの駐車場用防犯カメラで使うのは、中古で安いタブレットを買って試すのも冒険になってしまいます。
あらためて、専用のモニターを用意した方が無難なようです。