久しぶりに妻の実家へ

相変わらず良い天気が続いていますが、さすが2月に入ると、外へ出た時に寒さが身に沁みます。

昨日は理事会が終わった後、久しぶりに車で妻の実家へ、少し重いお米等を運びました。

大概、雨の降らない日を選んで、車を出すようにしています。

雨の日は視界が悪く、スリップしやすいリスクがある上に、私のところは風が強いと砂がよく飛んでくるので、雨で濡れた車体はけっこう汚れて洗車するのが面倒です。

いつでも良いのにわざわざリスクの高い日は選びません。

天気が良くて、車の中は快適ですが、外は風が冷たく感じられます。

勝手知ったる路は安心感があるので、気が緩みがちです。

安全、安心のためには、いつも意識する必要があります。

妻の実家へは何時もより遅い4時頃に着きました。

妻が耳の遠くなった両親に大きな声で話をしているのを隣で聞いていました。

妻にとっても両親にとっても、たまには違う人間と話しをすることは刺激になります。

義父の声がかすれ気味でしたが、92歳の高齢故、風邪が治ったといっても、まだまだ影響を引きずっているのかもしれません。

今話題のコロナウィルス騒ぎについて、話は盛り上がっていました。

国がクルーズ船の寄港を拒否したことについて話が出ましたが、私は人道的にあの決定はどうかと思います

コロナウィルスの蔓延を防ぐため、我が身を守るために、困っている人々を助けないというのは、己れさえ良ければ良いという利己的な考え方です。

あちらこちらの港で寄港を拒否されたクルーズ船は、海上で「さまよえるオランダ人」のようになってしまいます。

コロナウィルス感染者が何人増えようと、まずはそのような危険の中にある人々を、海上から設備の整った地上へ戻して守ってあげることが、人としてなすべきことだと思います。

国は寄港を求める船を拒否すべきではありません。

久しぶりに妻の両親と話しをして、帰りは5時過ぎになってしまいました。

帰る道中、すっかり宵闇が迫り、青い空に浮かんでいた白く大きな満月は、次第に暗さを増していく空を背景に煌々と輝いていました。

道すがら、私の車の前を赤いフェラーリがずっと走っていました。

珍しいテスラの高級EVモデルSもすれ違いました。

最近金持ちが増えているようです。

私達が貧乏になった分、金持ちはさらに肥え太ったのかもしれません。