少し曇っていたようですが、一日家にいたので、外の陽気が分かりずらく感じます。
妻が外から帰ってきて、もうコートを着ている人がいると言われて、そういえば、昨日図書館から帰ってく時にすれ違った若者は既に冬の恰好だったことを思い出しました。
ここのところ日一日と気温が下がってきているようです。
また昨日にひき続き、ブレーキおパッドについて調べていました。
ブレーキパッドの車種型式による品番検索をホームページに掲げているのはアドヴィックスとボッシュだけであることが分かりました。
ブレーキパッド或いはディスクパッドのメーカーとしては、日系ではアドヴィックス、日清紡ブレーキ、曙ブレーキ工業、日立化成、日本ブレーキ工業など、欧米系では日清紡ブレーキ子会社の TMD Friction、Honeywell International、高級スポーツカー向け限定のBremboなどがあります。
日本市場(国内生産モデル)では、日系サプライヤ部品の搭載モデルが95%以上を占めているようです。
少し古いですが、日本市場メーカー別シェア(2014年)を見ると、アドヴィックス38.8%、日清紡ブレーキ24.3%、曙ブレーキ工業が16.36%、日立化成が10.6%、この上位4社で市場の9割ほどを占めています。
生産数が多いトヨタ向けトップのアドヴィックスがトップシェアで、日本市場のディスクパッド生産数第一位ですが、各社へ納入を行っている日清紡ブレーキと曙ブレーキ工業がアドヴィックスを追従しています。
これら3社でディスクパッド日本市場の約80%を占めています。
各サプライヤの2014生産量シェアに寄与する納入数量が多い主要自動車メーカー別では、トヨタ向けは アドヴィックスが77.93%のシェア、次いで、日清紡ブレーキ18.1%のシェアです。
トヨタ系アイシングループのアドヴィックスが搭載モデル数、納入数量ともシェアはトップです。
しかし、子会社の TMD Friction を含めた日清紡ブレーキのシェアは独立系ながら2割近いシェアを保っています。
日産向けでは日立化成が50.6%のシェア、次いで、曙ブレーキ工業が39%、日清紡ブレーキの完全子会社のTMDが10%のシェアです。
日立系の日立化成と独立系の曙ブレーキ工業の2社で日産向けの9割近くを占めています。
ホンダ:向けでは日清紡ブレーキが55%のシェア、次いで、日立化成完全子会社の日本ブレーキ工業22%、曙ブレーキ工業11.6%、アドヴィックス11.4%と続いています。
独立系の日清紡ブレーキがトップシェアですが、日本ブレーキ工業、曙ブレーキ工業、アドヴィックスが追従しています。
アドヴィックスはトヨタ系アイシングループのパッドサプライヤであり、納入数量・搭載モデルともトヨタ向けトップシェアをほこります。
トヨタ以外の日系自動車メーカーへの納入は何れもトップシェアは無いが、日本市場のパッドサプライヤとして生産数量トップサプライヤです。
日清紡ブレーキはディスクパッドのほかドラムブレーキライニングのブレーキ摩擦材に強みをみせるサプライヤです。
完全子会社化したTMD Friction は欧米のみならず一部の日系自動車メーカーへもディスクパッドを納入しており、両社製を合わせるとすべての日系自動車メーカーに納入しています。
ホンダ、スズキ、富士重工向けではトップシェアです。
曙ブレーキ工業はファウンデーションブレーキのトップサプライヤですが、ディスクパッドに関してはアドヴィックスと日清紡ブレーキの後塵を拝しています。
日清紡ブレーキと同じくすべての日系自動車メーカーへディスクパッドを納入しています。
三菱・ダイハツ向けではトップシェアであり、日産向けも優位にあります。
日立化成は日立系であり歴史的に日産向けは優位ですが、ディスクパッドの国内生産分は日本ブレーキ工業の子会社へ生産を移管しています。
日産向け以外のトヨタ・ダイハツ・富士重工などの納入シェアは低いです。
上位3社による市場シェアは約80%を占めており、3社につづく位置づけではあるがその差は大きいです。
日本ブレーキ工業はマツダ向け生産量が最も多く、ホンダ、スズキ向けがつづきます。
日清紡ブレーキと競っているマツダ向けを除くと他社向けの優位性は低いです。
私のマークⅡ JZX100のブレーキパッドのトヨタ品番をあるサイトで検索すると、「04465-30080」と分かりました。
そしてアドヴィックスのホームページでトヨタ品番からアドヴィックスのブレーキパッドを検索すると、「HSN631」(業者向)或いは「SN631」(一般向)であることが分かりました。
日清紡、曙ブレーキ、日立化成のブレーキパッドの品番を調べるためには、モノタロウでアドヴィックスの「SN631」を検索することに依って他社ブレーキパッド品番として知ることができます。
因みに日清紡「PF1228」、曙ブレーキ「AN322」、日立化成「NDP184」であることが分かりました。
これらの品番から逆引きすると、オリジナルのトヨタ品番の「04465-30080」とは別の品番が出てくるのが気持ち悪いところです。
恐らく取付形状は同じで材質が異なるため、相当のトヨタ品番が異なる原因となっているのかもしれません。
これらのメーカー品番でネットで検索すると、最安値は日清紡「PF1228」が1,500円+送料1,150=2,650円が最安値でした。
そのほかヤフオクで純正品の「04465-30080」が2,000円+送料520円=2,520円ですが3日待たないと落札できません。
結局、今日は発注できませんでしたので、また明日です。