今日は一日曇り日で、時々雨がぱらつきました。
午後の2時に車検の見積依頼の予約をしていたので、車を街の修理工場に持っていきました。
何時もの場所で、間違えるはずがなかったのですが、曲がるべき交差点を行き過ぎて、途中でUターンして戻ってきました。
街の修理工場は繁盛しているのか、車がいっぱい止まっていて、佐川急便のトラックが入っていったので、しばらく待っていました。
道路から見える事務所の外の椅子に、80代位の老人が座っていました。
私の車に近づいてきて、トラックはすぐ出るので、少し待ってくださいとのことでした。
家族経営の修理工場なので、かつての社長さんかもしれません。
しばらくして、車を事務所の前に止め、多分さっきの老人の孫であろう、いつも対応してくれる営業の青年に鍵を預けて、終わったら電話連絡をくれるよう依頼して、近くの駅前をめざして歩きだしました。
以前にも来たことがある駅前は、銀行の支店がいくつかあるのですが、とても閑散としています。
他に行くところも無いので、ふらふらと周辺を歩きまわり、ピアゴの食料品店舗に入りました。
比較的小さなローカル色のある店舗で、野菜は少し安く、パンやヨーグルトなどは少し高い印象です。
主婦が何人かうろうろと店内を歩き廻っています。
あまり見るべきものもないので、ピアゴを直ぐに出てきました。
バス停がいくつかあるので、駅の周辺にある椅子にすわって、スマホのニュースチェックをしながら、時間をつぶしました。
少し離れた隣の椅子で、30代位の男がスマホでゲームに興じています。
そしてその隣には老婆が座ってじっとバスを待っています。
暑くも無く寒くも無く、行き交う人を眺めながら、このようなところにいると、自分の存在が遠くへ放たれ、飛んで行ってしまったような希薄な感じにとらわれます。
いわゆる根無し草のような、心もとない感覚に襲われます。
突然電話が鳴って、車検見積もり完了の連絡が入りました。
そそくさと発って、google mapを見ながら、街の修理工場へ向かいました。
事務所で、先程の青年が、見積もりの内容を説明してくれました。
ハイビームランプが切れていますとのことで、なんとか自分でランプ交換をしてみますということにしました。
あとはやはり日常の走行距離が短いため、バッテリーが上がり気味との指摘があって、バッテリーチャージャーを購入して充電することを勧められました。
以上2点を対処後、日を改めて車検の実施日を決め、私から修理工場へ電話連絡する旨を青年に伝えて、事務所を後にしました。
帰る途中で、ガソリンスタンドへ寄ると、いつの間にか139円/リッターまで上がってしまっていたので、少しだけ給油して帰宅しました。