トイレが爆発する

ネットをみていたら、トイレが爆発という記事が目につきました。

タンクの中に入っている水圧水洗システムが影響しているそうです。

タンクを破壊するほど圧が強く、これまでに1700件もの爆発報告があるというのも驚きです。

雷雨に見舞われていたフロリダ州である女性が、外は大雨なので家の中でゆっくりしていた時のことです。

「今まで生きてきて聞いた音で、一番大きな音だった」と女性が話すほどの爆音が家の中で鳴り響きます。

音のしたトイレに行ってみると、トイレタンクがバラバラになって散乱していたとのことです。

このトイレ爆発の原因である「Flushmate」というタンクの中に入っている水圧水洗システムは、水圧を使うことで使用する水の量を減らせて経済的ということから、よく使われているシステムのようです。

製造元のSloan社は近年何百万個ものリコールを発表しているようです。

トイレタンクを破壊するほど圧が強く、この爆発で38件の怪我が報告されていて、さらに1件は手術が必要なほどの大怪我だったそうですので、そのような危険な製品は本来すべて回収すべきでしょう。

日本のトイレメーカーTOTOも2007年に起こった自動洗浄トイレの爆発からの着火というケースに対し、無料の修理を申し出ています。

中国では、中国製のシャワー付き便座が爆発したという記事がありました。

また台湾では、トイレで駆除したゴキブリをトイレットペーパーに包んで、塩素系洗浄剤と酸性の洗剤の混ざった便器へ、火を付けて捨てたところ、発生していたガスに引火して爆発したそうです。