新しい買い物をすると、買った後でそれについて調べる傾向があると、昔読んだ心理学の本にあったような気がします。
買ってしまった後で、不安を払拭するためか、自分の行動を正当化するためか、行動心理学で上手く説明できるのかも知れません。
私もシュレッダーを買って、商品が届くまで、ネットでやはりシュレッダーを調べています。
シュレッダーの構造について一番詳しいホームページは、MSシュレッダーの明光商会です。
マイクロクロスカッターの説明が特に分かりやすいです。
事務所用の少し大きい古いMSシュレッダーを分解したブログがありましたが、端子ボックスも立派なオリエンタルモーターのような減速機付きモーターを備えて、スプロケット・チェーンで駆動していました。
対向する2個のカッターは2個のギヤで同期回転するようになっていて、シンプルながら剛性のある構造でした。
フェローズの古いシュレッダーの分解修理事例もありましたが、かなり小さく中のコイルが見えるような専用モーターからプラスチックギヤ列を介して対向するカッターを駆動していました。
多くの安いシュレッダーも似たような構造で、故障する場合、最も負荷の掛かる一番小さなプラスチック製のドライブピニオンギヤの歯折損が多いようです。
手回しハンドルの付いたシュレッダー故障機の分解を載せたブログもありましたが、金属性のギヤを使っていたにもかかわらず、歯が数歯欠けていました。
比較的剛性のある金属製のギヤでも、テコの原理で大きなハンドルで、力いっぱい無理矢理回したら、折損するのは当たり前です。
たまたまネットを見ていたら、今回発注したフェローズ16MCと外観がそっくりのナカバヤシNSE-506という製品を見つけました。
しかもフェローズ16MCが\14,416に対しナカバヤシNSE-506は\11,031と同じアマゾンでも安かったので心が動揺しました。
ほぼ同じマイクロクロスカットで、ダストボックス13リットルも同じ、連続使用時間はフェローズは30分であるのに対し15分でした。
ナカバヤシのホームページの本品の説明を見ても、フェローズのようにモーター空冷の説明が無く、消費電力(160W)がフェローズ(消費電力320W)の半分だったので、モーターサイズとパワーが半分なのかもしれません。
全く同じシリーズのダストボックスが21リットルで、より高価格\20,822の製品NSE-516はフェローズ16MCと全く同じイラストを使ってモーター空冷装置付きで連続使用30分、無負荷時57dB、消費電力290Wと書いてあるので、こちらがフェローズ16MCとほぼ同じサイズのモータ(消費電力320W)を使っている製品なのかもしれません。
同じ容量21リットルであるフェローズ48MC\20,742があって、ナカバヤシNSE-516とほぼ同じ仕様です。
フェローズとナカバヤシの関係は一体どうなっているのか分かりませんが、フェローズ16MCだけは領域が重ならないようにしているのか、もしくはナカバヤシとしては家庭用としてはNSE-506で充分と考えているのかもしれません。