旅行のブログも帰ってきてから、その感覚が消え去らない内に綴ったものがほとんどで、旅を反芻しながら2度楽しんだような気がします。
時折り、同じツアーに参加して声を交わした人々の姿がふと目に浮かぶことがあります。思えば定年退職後は限られた人々としか交流しない狭いコミュニティーの中で生活してきたのでした。
海外旅行は、非日常の最たるものかもしれません。
通り過ぎてきた旅の光景が、めくるめく一瞬一瞬として蘇ってきます。
この数日でこちらも冬の寒さが身に染みるようになりました。
今頃あちらヨーロッパでは、行っていた頃よりも更に寒さが厳しくなっていることでしょう。
ヨーロッパの路傍にも物乞いは居ました。お金のない老人はスーパーでパンを求め、あの美しい街の石畳に足音を響かせて帰っていくのかもしれません。